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事務局です。

4月21日、通常総会おつかれさまでした。
『学び続ける経営道』みなさまにとって第20期京信JOCが
良き学びの場になっていくことと事務局一同、確信しております。

バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるか
第4話 金貨の袋か、「知恵の言葉」が刻まれた粘土版か  遥か昔、紀元前のお話です。
バビロニアにアルカドという大富豪がいました。
息子のノマシアに事業を譲るときのお話です。
紀元前から2代目に事業を譲ることのむずかしさがあったようです。

大富豪アルカドは息子ノマシアに財産を継ぐ能力があるか試すため、金貨の袋1つと「5つの黄金法則」を刻んだ粘土版を与え、10年の旅に出しました。
息子ノマシアは、数々の失敗経験を積み、身に着けるガウンまで手放す程、金銭に困ったときに父アルカドが渡してくれた「5つの黄金法則」を刻んだ粘土版を思い出し読み返しました。
そして10年後、父アルカドのところへ戻ったノマシアは「5つの黄金法則」を実行し貯めた金貨の袋1つを父アルカドに返し、さらに「5つの黄金法則」を刻んだ粘土版を与えてくれたお礼として金貨の袋2つを父アルカドに渡し、後継ぎに認められたというお話です。


 「5つの黄金法則」

1.将来のために最低でも収入の10分の1はためておく。

2.たまった黄金がさらなる利益を生むような働き口をみつけてやる。

3.黄金の扱いにたけた人々の忠告をきいて慎重に投資する。

4.自分のよく知らない商売や目的、あるいは、黄金を守ることにたけた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は逃げて
いく。

5.ありえないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅惑的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げていくだろう。

 

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるか 
(著者 ジョージ・s・クレイソン) 

今は無き古代都市バビロンはユーフラテス川のほとりの平坦で乾燥した谷に存在しました。
豊富な天然資源にも恵まれず、森も鉱山も、建築用の石材すらなかった。

しかし、現在世界中で認められ活用されている「富の原則」が生まれ、育成された「揺籃(ようらん)の地」でありました。本書は、如何にして富を築いたかを物語形式に書かれており、格言や教えが載っています。

 

 

会員一人一人が、木村代表幹事はじめすばらしい幹事団、部会長と京信JOCで事業を通じて数々の黄金法則を発見、学び、そして実行されノマシアよりもすごい経営者になってくださることを事務局一同、こころから応援しております。

 

事務局 小森


この記事の作成者:JOC事務局

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。