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事業継承

こんにちは、東九部会の山本剛広です。

今回の内容は、とある講習会で講師の方が何気に言われた事です。

皆さん、親からの経営を継ぐときに考えることは何でしょう?

最近の事業継承問題として「黒字廃業」というものをよく聞きます。

経営状態がよい状態なのに、「休廃業・解散」が増えているそうです。

休廃業は倒産の1.3倍近くあるそうで、半分近くが利益のある状態でも経営者が高齢で後継者が不在の為に廃業されているそうです。

代表者は、後継者を決定する時に親族であってほしいということを重視されています。

本音では、親から子供に事業を引き継ぎたいと考えているそうです。

事業継承の資産とは?なんでしょう。

目に見える金銭的な資産だけでなく、目に見えない事業での強みを継承、財務諸表に載らない資産(人材・技術・組織力・企業理念・顧客とのネットワーク)後者の方が重要な大切な継承すべき資産だそうです。

この資産は、人的資産・組織資産・関係資産にわけることができるでしょう。

人的資産…従業員が退職すると無くなる資産(人に期待した資産)

組織資産…従業員が退職しても組織(会社)に残る資産(データーベース化して社内で共有する資産)

関係資産…外部との関係によって生じる資産(ライバル会社)

自社の資産を幅広く長い目で視ることによって普段見えない資産をみつめなおし、財産相続等の問題でなく経営全体の問題として把握し、継承者として、小さいときから見て肌で感じてきた会社へのこだわりが事業を継承した後に物語となって先代との違いが生まれる重要なことだと思います。

などと書かしてもらいましたが、実際は難しい事ばかりです。JOCは多くの業種の方が同じことで悩んだり、経験された方が多いので人に合っていろいろ学びましょう。


この記事の作成者:総務委員長 野田

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。