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固定概念からの脱却

 みなさん、こんにちは。例会委員会(本店部会)の大友です。世間では間もなくゴールデンウィークに突入です。毎年曜日の並びで様々ですが、多くの人は連休の予定を立ててうきうきしている時期だと思います。私は毎年特に予定はないのですが、子供と一緒に戯れて遊びたいと考えております。

 このゴールデンウィークという言葉の由来が、映画会社の専務が映画のヒットを願って作ったものであり、NHKは公共放送であるがゆえにこの言葉を使わないということは有名な話です。今ではそんなことを考えてゴールデンウィークという言葉を使っている人はいないと思いますが、そもそも日常使われている言葉の由来とはどのようなものなのでしょうか。ふと気になって調べてみました。

 ゴールデンウィークが終わると近畿地方はそろそろ梅雨の時期になります。じめじめして憂鬱な気持ちになってしまいますが、この「梅雨」という言葉はどこからきているのでしょうか。諸説あるようですが、雨が木々に付着し「露(つゆ)」がたくさん見られるようになること、梅の実が熟して潰れる「潰ゆ(つゆ)」、長雨によりカビが生えて、食べ物が無駄になる、費えるという意味から「費ゆ(つひゆ)」などたくさんあります。もともとは中国からの言葉らしいですが、現在に至るまで様々な変遷を経て定着したようです。

 またおなじみの先斗町、江戸時代に幕府が鴨川の氾濫から町を守るために作った石垣が由来のようですが、先斗町の先斗(ポント)はポルトガル語らしいです。日本語ではないと思っていましたが、まさかポルトガル語だとは。。。びっくりしました。

 また逆に日本から海外に向けて様々な言葉が輸出されています。トヨタのkaizenやkaraokeなど、現地の言葉では表現できないものは、日本語のまま海外で使われているようです。

 経営に携わっている人なら誰でも自分の会社を大きくしたい、利益を多く出したいと考えているでしょう。しかしその根底にあるものは企業の存続だと思います。時代に合わせて形を変え、また自らが形を変えることで時代を変える気持ちは共通だと思います。日本で使われている言葉は日本語、海外で使われている言葉は日本語ではないというような固定観念を捨て、いつの時代にも通用する信念を持ちながら、時代に合わせて変革を進める柔軟な頭を持って生きていきたいと思います。

 最後に前回のブログでも紹介した京都市役所の改築工事の様子です。工事がどんどん進んできています。本庁舎のように長く親しまれる建物になればいいなと思います。


この記事の作成者:例会委員長 村山

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。