JOC

Blogブログ

工場見学

広報委員会、嵯峨野部会の森本です。

 

先日、経営のヒントを探しにいくつかの会社見学に行ってまいりましたので紹介させて頂きます。

 

『コマツ大阪工場』

コマツはグローバル企業として世界中に拠点があります。

基本的には重機を使う場所で生産するのですが、大阪工場はマザー工場として油圧ショベルを生産しております。

あの大きな重機を数人で組み立てておりかなりの効率化が図られていたのが驚きでした。

コマツではコムトラックスという仕組みで世界中の建設機械の運転時間やエンジン回転数などの情報を把握しており、世界のどこで活発な開発が行われているかなどが分かるそうです。人材にも力を入れておりコマツウェイという冊子で世界中の社員の意識の共有を図っておられます。

 

『ANAグループ安全教育センター』

ANAでは東京にある安全教育センターで全従業員を対象に安全についての教育をされています。トラブル原因を大きく3つに分けますと自然・機械・人ですが特に印象に残ったのが「人間が活動する以上ヒューマンエラーは完全にゼロにすることはできない。鍛えれば無くなるものでもない。処罰してなくなるものでもない。しかしエラーの起こる確率や影響をコントロールすることは可能である」という言葉でまさにその通りだと思いました。写真は創業時のヘリコプターです。

 

『武田薬品工業京都薬用植物園』

あまり知られていないですが京都市内に武田薬品の植物園があります。1933年に開園して以来、薬用植物の栽培研究、遺伝子資源収集保存に努めておられます。園内には様々な珍しい植物が植えられており、身近な植物が薬の原料になっている事や最近漢方の市場規模が拡大していますが安定供給の難しさなど色々教えていただけます。

 

日本には素晴らしい企業がたくさんあります。他にも次回書く機会がありましたら紹介させて頂きます。また、おもしろい企業の工場見学情報などありましたら教えて下さい。


この記事の作成者:広報委員会 森本

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。