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当たり前って本当に?

こんにちは。

20期例会委員を務めさせていただいております、東九部会の木ノ下実可子と申します。

 

5月も半ばを過ぎ、汗ばむ陽気の日も増えて参りました。皆さま如何お過ごしでしょうか。

弊社は和菓子屋という職業柄、ゴールデンウィークを過ぎると次はお中元に向けての準備に取り掛かります。

「ちょっと早いのでは?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうか。

西日本ではお中元と言えば7月下旬~8月中旬にお贈りするのが一般的ですが、関東ではお中元は7月初旬に贈るものとされています。

近年は何かと行事の準備も早め早めになさる方が多く、また関西・関東の違いもなくなってきているそうなので少し遅いくらいでもあります。

 

お中元は特に有名なお話ですが、当たり前に思う事でも意外と他所ではまったく違うなんて事はよくあります。

 

お菓子の例が続きますが、昔びっくりしたのは「桜餅」。

 

道明寺のつぶつぶした食感と桜の香りを楽しむもの、と思っておりましたら、関東の桜もちは小麦粉を使ったクレープのような生地のものが主流だそう。

入社したての頃、お客様から「桜餅に焼印を入れてほしい」と言われ、しばらくお互いに噛み合わないやり取りをしたことがあります。

結局確認していくうちに先方様は関東風の桜もちを思い浮かべてお話し頂いていたということが判明し事なきを得ましたが、気付かなかったらどうなっていたのか…とも思います。

 

 

こういう「当たり前」が意外とそうではないこと、会社間でも起こり易いのではないでしょうか。

人と人ですので、お互い確認が不足していたり、話したけれど思い違いをしていたりということもあります。

「あれ?」と思ったら早めの確認、そして確認しあえる時間的・精神的な余裕や、お互いに声を掛け合える関係も心がけて、何事にも取り組んでいきたいなと思います。

 

5月17日にございました本部例会には、私は例会委員として参加いたしました。

事前の委員会での入念な打ち合わせを経ての本番でしたが、作業をしながらも「次はこうした方がいいね」など言い合い、小さな疑問も確認しあいながら進めることができました。

今後もこの関係や風土を大切に、より進化させながら委員会活動に臨みたいと思います。

 

 


この記事の作成者:例会委員長 村山

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。