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我が愛する町 城陽

皆様こんにちは!広報委員会・洛南部会の木村です。

「スリッちゃん」と声掛けしてもらえるとメチャうれしいです♪

 

せっかくブログを書くチャンスを頂けたので自分や地元の事をご紹介させてください!

改めまして「キムラスリッター」代表 木村 泰久(やすひさ)と申します。

スリット:長く細く切るの意。フィルムの裁断加工を行っております。

主力は軟包装材、食品包装用の薄膜プラスチックフィルムの加工でオリンピック特需もあり、おかげさまで業界は活況です。

 

その他色々と取り扱っている材料の中に「金銀糸(きんぎんし)」があります。一般には「ラメ」といったほうが

伝わるのかも知れませんが、ウチがスリッター業を始めたルーツの材料で城陽市の特産品でもあります。

ベースは透明なPETフィルムでここに気化した金属を付着させた後、細く切り糸状に仕立て上げた物です。

この金銀糸加工関連業者が最盛期200社以上存在した城陽市は「金銀糸の町」であり、現在でも生産量日本一!

城陽を中心とした山城地方で全国の約8割を生産しています。

しかしながら、安価な輸入金糸に押されて国内生産量は最盛期の10分の1以下、高齢化による後継者問題もあり風前の灯という現状。

 

ガキの頃から慣れ親しんだ夜通し動き続ける機械の音や油のにおい、親が忙しく働く工場は遊び場でしたし、運動会の応援では色とりどりのキラキラ素材でグッズを作って盛り上がったものです。

金色には人の気分を高める力があるのです♪

何とかこの産業を残していこうと城陽の金糸を「燦彩糸(SANSAISHI)」としてブランド化して産地から一般に発信する取り組みを続けて13年。素材売りやコラボ商品開発など試行錯誤の末、ようやく一般に販売できるところまでになりました。

 

 

「金=高級」という世界共通の価値観と「景気が良い➡金が流行る」という関係性からここ数年「金色」の露出が増しており、先行きも明るくなってきました。

 

さらに僕にとって良かったこと、「燦彩糸」の取り組みを通じて自分の住む町について考える機会が増えたことは思考の大きなターニングポイントとなりました。

城陽市は近隣の京田辺市(ベッドタウン)・宇治市(観光都市)・久御山町(工業都市)などに比べて強みが無く開発が進まず財政破綻危機や人口減少といった負のスパイラルに陥っています。

僕は「燦彩糸」の金のイメージを切り口にこの町を少しでも元気にしたい、永続的にこの土地で仕事が出来て安心して住める町にしたいと思うようになりました。

「消滅可能都市」・「金銀糸のまち城陽」➡「黄金のまち城陽」へと変身させたい。

 

例えば…「金にまつわるプレミアムな物や事が集まるキラキラな町」

1カ月に渡って行われる「KYOTO FES」

京都の各地で開かれているいろんなフェスを連動させて一定の期間に平日も休日も昼も夜も関係なく

フードフェス・文化祭・シンポジウム・映画祭・音楽祭が開かれ、世界中から人や文化が集まってくる。

城陽は糸つながりで色んなファッションショーのメッカになり、金をテーマにした特徴的なショーも開催♬

・・・みたいな妄想が止まらない。。。(笑)

本当に文化的にも有名な観光都市になってくれることが僕の理想です!

 

この数年で城陽も少しは変わってきました。

芝生のきれいな大きい公園が出来て、フードフェスや気球体験、花火大会が行われたり、

市の13%にあたる山砂利採取跡地で日本屈指のドライバーによるラリーカーやFMX、バイクトライアルのモータースポーツイベントが行われたり、若者中心で色んな取り組みがなされています。

「JOYO SUPER JUMP EXTREME 2018」

☝よかったらクリックして動画ご覧になってみてください、超カッコイイですよ!

 

さらにここから5年でこの町は激変します!

「新名神高速道路」開通によって「名神」「京滋バイパス」「第二京阪」「京都縦貫道」「京奈和自動車道」がつながり交通の要所として大復活!

これに合わせて日本郵政はじめ数十社の新規移転に「プレミアムアウトレット」の建設も決定しています。

ホンマすごい勢いで変わります、京都全体が!

金銀糸に始まりこれからもっと輝く城陽市に!

皆さんも是非今後の城陽市にビジネスや観光などいろんな切り口で注目してみてください。

 

拙い文章でしたが最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

今後もよろしくお願いいたします。 広報委員会・洛南部会  木村スリッちゃん


この記事の作成者:広報委員会 木村

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。