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社員に向き合うことの大切さ

こんにちは、広報委員会&河原町部会の株式会社デイアライブの今西です。

JOCには19期(2016年9月)から入らせていただき、20期のこのWebサイトの制作を担当させていただきました。

 

会社は、2011年に起業し、「Web・ITを通して、地域の振興や課題解決に貢献する」をミッションとして、京都府・京都市・徳島県・奈良市・滋賀県彦根市・山口県長門市などの地方自治体や外郭団体の、観光・MICE誘致・留学生受入・自転車マナー啓発・映画ロケ誘致などに関するWebマーケティング事業を実施しています。

 

起業当初は役員のみで、また役員3名が高校時代からの友人ということもあり、阿吽の呼吸で、代表である自分が何を大事にしているかや、お客様やパートナー企業様とのちょっとしたコミュニケーションの気配りまで、皆が同じ方向を向いて事業を行っていました。

 

その後、2014年に初めての社員採用をする際に、自分たち役員が何を大事にしているかを明文化した方がいいと考え、普段大事にしていることをホワイトボードに書き出し、グループ化して、行動指針を作りました。それが以下です。

 

1. 今後100年続く企業を作るために、今行うべきことをする

2. アウトプットのみでなく、プロセスを含めた価値を提供する

3. 売上はお客様からの評価、利益が自社の価値と考える

4. お客様に頼られるよう努力する、外注先と対等な立場で仕事をする

5. 利益を増やすだけでなく、お客様から感謝される仕事をする

6. 自由を得るためには、責任を負うことを覚悟する

7. 自律し、自立する

8. すぐ判断し、すぐ行動する

9. 人がやらない面倒なことをする、細部にこだわる

10. 批評するだけでなく、案を出す

 

そして、内定を出す段階でこの行動指針を渡し、この価値観にマッチすると思ったら入社してください、と伝えるようにしています。

 

2014年に初めて社員を採用し、1名増え、また1名増え、と役員社員あわせて6名まで増員しました。しかし、それから1年半ほどで、1名は結婚を機に退職、もう1名は知識もスキルも足りないのでもっと勉強するために学校にいきたい、ということで退職となり、また4名体制になりました。

 

当時、地方自治体や外郭団体の事業への参画が増えてきていたタイミングだったこともあり、リソース不足が原因での機会損失は辛い状況でした。何より、結婚というような前向きな退職は良いですが、会社としてしっかり教育できなかったことによる退職というのは、とても責任を感じ、そのときに社員に向き合うことの大切さを痛感しました。

 

教育についてもそうですが、内定時に会社としての価値観として行動指針を渡していましたが、入社後に改めてそのようなことを伝える機会は用意していなかったのです。

 

そこから反省し、教育と理念・価値観の浸透に力を入れました。教育については日々の取り組みになりますが、社員同士で学び合う勉強会の設置なども行いました。理念や価値観の浸透は、3ヵ月ごとの個人面談と、半期ごとに自らが振り返りと今後の方針を話す場を作りました。その資料の一部が以下です。

 

 

今では役員社員合わせて9名の組織となり、外部の技術パートナーや派遣社員も合わせると11名となりました。会社を構成するのは人なので、今後も工夫しながら社員に向き合って、より組織を強くしていきたいです。

 

皆さまからも、社内の体制強化のアドバイスをいただけたらうれしいです。よろしくお願いします。


この記事の作成者:広報委員会 今西

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。