第2回会計研修事業 戦略マネジメントゲーム ~JOC戦略王 決定戦!!~
事業名 :平成29年度 第2回会計研修事業 戦略マネジメントゲーム ~JOC戦略王 決定戦!!~
内 容 :戦略マネジメントゲームを通じて、数値計画の重要性を再確認しました
講 師 : 前平 雄二 氏(戦略MGアクティブラーニング協会 理事長)
場 所 :京都信用金庫 本店 3階 京信ホール
参加人数:92名
日 時 :平成29年9月7日(木) 9:00~18:00
運営担当:会計研修委員会
報告作成:広報委員会 山口
撮 影 :広報委員会 上田(成)、木村
久保委員の司会による開会宣言、注意事項の説明から始まりました。
木村代表幹事よりご挨拶いただきました。
「27歳で初めてこのゲームを受けて、今日で15回目です。会社の幹部社員には必ず受けてもらっていて、のべ40名以上となりました。今日は全員が社長になり、実体験型のこのゲームを通じて、数字が苦手なかたにも財務を知っていただきたいです。
また京都信用金庫様より若手の職員さんが29名参加していただいております。今日の体験を通じて、JOCを知っていただいた上で勧誘やおすすめをしていただけるかと思います。」
中澤委員長の趣旨説明。「子どもが先日のお祭りで、お金を使ったら財布が空になることを知りました。これは大げさに言うとキャッシュフローに初めて出会った瞬間。今日は皆さんにもいろんな縛りのある中で同じようにお金のやり繰りをしていただきます。長丁場ですがたくさんのご参加を感謝します」。
講師は前平雄二氏(戦略MGアクティブラーニング協会 理事長)。「脳みそに汗をかく一日になります」。
変動損益計算書の説明、ゲームの説明および全員でチュートリアルの上、第1期をスタート。
第1期の決算後、LINDBERGのベスト盤をBGMにした昼食休憩をはさみました。
『JOCパン祭り』として、堀さん(河原町部会)、山本剛広さん(東九部会)、川本さん(洛中部会)よりパンのご提供、また谷口さん(河原町部会)よりコーヒーや紅茶のご提供がありました。
昼食後、第2期に入ると少し笑顔が見受けられるようになりました。
経営計画の策定。利益目標を定め、固定費を出し、限界利益(付加価値)を計算、商品の価格、変動原価を決めることにより付加価値単価が決まり、必要な販売数が決まってくると説明いただきました。
第3期と決算。
3期終了後に前平先生の振り返りがありました。
「製造業・建設業以外は変動損益計算書を作るのは簡単です。一般管理費の中から変動費と固定費を分けます。売上がゼロのとき、同じくゼロになる費用、例えば運送費だとかです。製造業なら売上原価の中から労務費を抜き出して固定費とします。
また今日はシミュレーションなので、失敗、つまり倒産させてほしかったです。普段は怖くて出来ないことを試せるのがこのゲームです。実の経営にぜひ活かしてください。」
最後に表彰式が行われました。
粗利王は東九部会の黄さん。多売王は長岡部会の小森さん。
純資産の部第1位、戦略王は東九部会の黄さん。純資産の部第2位、戦略大公は河原町部会の渡邊さん。純資産の部第3位、戦略男爵は長岡部会の渋谷さんでした。
早川副代表幹事により、「3回目の参加ですが、毎回新しい発見があります。ソフトバンクの孫さんでも中学生でも、企業の利益を出すという点では同じです。経営の本質を楽しみながら学べました。」と謝辞が述べられ、締めくくられました。
運営は、会計研修委員会の皆様にしていただきました。
【担当幹事より】
皆様こんにちは。
会計研修委員会の担当幹事をさせていただいております酒井敏行と申します。
ご参加いただきました皆様におかれましては、ご多用の中、
一日研修にお越しいただきありがとうございました。
また残念ながら参加できなかった方で、このJOCオフィシャルサイトをご覧の皆様、
アクセスいただきありがとうございます。
マネジメントゲーム いかがでしたでしょうか?
難しい?計算が合わない?赤字になってしまった?思うような利益が出なかった?
あいつに勝てなかった。。。いろんな感想があると思います
こうしたら良かった、次はこうしよう!という想い、戦略、今回の学びを
是非、参加者の皆様が事業を行っていく上で、なにかしらのヒントにつながれば。と思います
1期目が終わったとき、周りを見渡すと、参加者の方々の頭に『?』がついているような空気でしたが
3期目が終わったときには、ゲームのルールもわかり、グループのメンバーとも打ち解け、
どのテーブルも笑顔があふれていました。
京都信用金庫様の若手職員さんにもご参加頂けたことで、
JOCは、こういう勉強を行っている会だという事を伝えることができ、
今後のJOC新入会員のお誘いの際にもイメージしやすいかと思いますので
大変有意義な研修でした。
ご参加された方々、ありがとうございました。