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第2回 企業研究事業は「環境設備」について学びます!

企業研究委員会・洛南部会の河原崎です。

第1回の企業研究事業は7月19日に岐阜県にある「未来工業株式会社」へ行きました。

未来工業株式会社ではユニークな経営手法で社員の幸せを追求されている様子を目の当たりに出来ました。

ご参加いただきました皆さまからもご好評をいたただきました。

誠にありがとうございました。

 

第2回の企業研究事業は、吉祥院にございます「株式会社 傳來工房」へベンチマークへ伺います。

「株式会社 傳來工房」は千二百年以上の歴史を誇る老舗でブロンズ・アルミキャストなどの鋳物事業。

ディーズガーデンと称したガーデンエクステリア事業。

新築やリフォーム、一戸建てまで依頼も出来る企業でございます。

第2回の企業研究事業では、傳來工房で力を入れている「環境整備」について学びを得たいと考えております。

 

まず皆さんは「環境整備」についてご存じでしょうか?

 

『環境整備とは、「礼儀・規律・清潔・整頓・安全・衛生」の6項目をお客様目線で徹底的に磨き上げる活動です。
20年以上にわたり全社をあげて実践している環境整備活動は傳來工房を代表する社風といえます。
環境整備とは単なる整理整頓ではなく、仕事をする上での基礎力を高めるための日々の積み重ねです。
具体的には、社内のすべての部署において、礼儀・規律・清潔・整頓・安全・衛生および
3定(定位置・定品・定量)活動を徹底しています。』(傳來工房webサイトより)

 

この中で言う3定とは…
① 定位置 = 最も生産効率の上がる場所
② 定品  = 決められた場所以外置けない
③ 定量  = 欠品を起こさない最小の量

 

整理・整頓は、どの企業でも心がけ実践されていると思いますが、例えば使った工具を元の位置に戻す。。。

「遊び終わったら使ったおもちゃを片付けなさい。」って子供に言うのと同じレベルだと思うのですが、

意外と難しく、一朝一夕でやり続けられる事ではないと思います。

 

どうすれば元の場所(定位置)に片付けられるのか…

 

なぜ道具や文房具などが無造作に溢れていくのか…

 

道具や備品の紛失を防いだり、次に使う人が使いやすい様にしたりするには各社、様々な悩み、考え、工夫が

されていると思います。 我社でもささやかながら工具や測定器具など使いやすい様に工夫をしておりますが

“環境設備” の “か” の字にも及ばないレベルだと感じます。(下の画像は弊社の工場の一部です。)

環境設備で本当に難しいのは、その整った状態を “維持” そして “進化” する事だと思いませんか?

株式会社 傳來工房では「環境設備デー」を作り社員一丸となって環境設備に取り組んで居られ、我々の持つ悩みや

工夫の仕方などを学べる良いベンチマークになると考えております。

この事業は平日に行われ、人数制限のある事業ですが間違いなく自社に活かせるヒントが詰まった事業です。

皆様のご参加を企業研究委員会一同お待ち申し上げます。

【参考・参照サイト : 株式会社 傳來工房 webサイト  http://www.denraikohbo.jp 】


この記事の作成者:企業研究委員会

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。