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赤ちゃんの脳を育てる5つのポイント

広報委員会、エールエイド株式会社 長谷川です。普段は小規模保育園の園長をしています。

小規模保育園は制度上0−2歳の園児さんだけが登園するのですが、みんな可愛くて仕方ありません。

JOC会員の方も丁度、結婚、出産される方も多いと思いますので、少し専門的な話を今日は書きたいと思います。

表題の通り、赤ちゃんという時期は脳の発達がめざましく、毎日学ぶことをスポンジのように吸収していきます。

そのポイントを今日はご紹介します。

1、早くできることより基礎を身につけることが大事

最近はハイハイ時期が短くすぐに立ってしまう子が多いです。住環境の変化が主な理由ですが、ハイハイをすることで腕や太もも回りの筋肉がしっかり発達しますのでできるだけハイハイできる環境の方が良いと専門家は勧めます。

2、各分野をバランス良く鍛える

カリキュラムでは「手」「運動」「感覚」「社会性」「知識」と5つの分野に分かれています。

微細運動や粗大運動も大切だし、情緒や知的好奇心、熱い冷たいのなどの感覚がバランス良く育つように関わると良いです。

3、うまくやったら褒める

褒められると脳内にドーパミンが射出されもっとやろうと意欲が出てきます。

褒め方のポイントとしては「◯◯ができて賢いね」よりも「◯◯ができてお父さんは嬉しいよ」の方がオススメです。

褒められるからするのではなく、相手を喜ばせたいからするという方が意欲が自主性が異なります。

4、ダメの後は甘えを受け入れて安心感を与える

危険なことは「ダメ」ときっぱり言うことは大切です。

しかし、こどもは怒られたと感じるため「あなたを怒ったのではなく、あなたの行動を怒った」という意識で抱きしめたりして安心感を与えます。

5、その子にとって丁度いい時期を大切にする

発達の遅い子、早い子は様々です。◯歳にはこれくらいできないとと焦るのは禁物です。

その子のペースに合わせて、しっかり段階を踏んで成長する方がよっぽど大切です。

食事にしてもそうです。最初は自他の区別すらわかりません。

自分の手をまじまじ見て、自分の一部だと認識しはじめるところから

口の位置が分かって、自分の手で掴んで口へ運ぶ。

口へ運べたら今度は道具をつかって、フォークで刺す、スプーン掬う、お箸を使う、と順番に成長していきます。

すべての子供達がすくすくと成長するように、祈っています。


この記事の作成者:広報委員会 長谷川

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。