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走ることの始め方と続け方

洛南部会、広報委員会の山口です。けっこう飽き性で、興味がいろんな方向に飛んでしまうタイプです。

そんな僕でも少しだけ続いてるのが、走ること。2012年の2月から走り始めて、誘っていただいた大会ですっかりハマり、2013年に初フルマラソン、2014年にはウルトラマラソンで100km、2016年には118kmも制限時間内に走ることが出来ました。

マラソンは経営者との親和性も高いです。JOCでも「やってみたいけど・・・」というお話をよく聞きますので、走ることの始め方と続け方を少しだけご紹介します

 

慣性の法則と同じように、人も同じ状態であり続けたいんですね。走らない状態のままで居たいので、一番最初のハードルがかなり高いんです。誰でもそうです。

なので、少しでも走ってみたいなら、今すぐ走ることです。シューズを買ったりウェアをうんぬんは後日でいいです。手持ちの運動靴とTシャツ、下はなんならデニムでもOKです。まずは家を出ることです。

走るのは極力ゆっくりにします。目安としては、走ってる最中に電話をしても走ってるとバレない程度です。早歩きより遅いと言ってもいいくらいです。角を全部左に曲がって、最短距離で家に帰ります。これでもう、ランナーです。乾杯しましょう。

次はこれを3日続けることです。雨が降ったら傘を差しましょう。3日続けば、辞めたらもったいない状態です。Facebookにアップしましょう。同じように走ってるかたと応援しあえます。

ご近所の目が気になるなら、夜明け前に走ります。でもそのうち、早朝に会う人は決まってくるのに気づきます。お互い挨拶をするようになります。

 

 

走るスピードは、ホントにゆっくりで大丈夫です。ジョギングしてる人を見て、「あの人遅いなー、だっせえ~」なんて思ったこと、ないですよね。尊敬の念しかないですよね。それと同じです。

走る距離は、定めてしまうとそれはノルマでしかありません。走り出してから気づく体調の良し悪しもありますので、もし設定するなら走る時間にしましょう。また、行って帰るコースより周回コースのほうが家に帰りやすくて安心です。走り足りないくらいで帰宅したほうが、次の日も走りたくなります。

走るのに使う時間は、捻出するというより先に使ってしまいます。先に1時間使っちゃって、今まで8時間でやってた仕事を7時間でしないといけない状態に自分を追い込みます。出来るようになります。

 

 

体重の変化はあまり気にしなくていいです。水を飲めば簡単に増える体重は、指標としてはあやふやです。筋肉がついてくるとむしろ前より重くなります。そのうち代謝が良くなって、息をしてるだけでも脂肪が燃焼するカラダになります。

体型の変化に自分で気づくまで1ヶ月かかります。焦らないことです。2~3ヶ月続くと他人さんが気づくようになります。嬉しいです。

 

走っていれば、お酒やそのあとのラーメンだって気にする必要はありません。強いストレスを伴う食事制限とさよなら出来ます。

 

 

GPS付き腕時計、Garminもテンションをキープ出来るいいツールです。自分の走った履歴をGoogleマップで見られるのでそれを酒の肴にしたり、他のGarminユーザーと繋がって、それぞれの走った結果を見てニヤニヤします。JOCでも13人がこれで繋がってます。

出張の際もせっかくなので走りましょう。小一時間で徒歩3時間分の「駆け足の観光」が出来ます。文字通りですね。

 

しばらく走ってるとおそらく、どなたかに大会に誘われると思います。打ち上げを楽しみに、短い距離の大会に出てみましょう。トップ10を競い合う走力でないなら、スタート地点に居る全員が仲間です。

実は3ヶ月から半年ほど走れば、フルマラソンを完走できます。ちょっとだけ背伸びする目標を定めて、3ヶ月だけ頑張ります。トレーニングについても少し勉強しましょう。理論を知ってるほうが強いです。きついメニューを挟んだりします。3ヶ月積み重ねたものは大会の1日に全部プラスになって返ってきます。ゴールの瞬間は泣けます。人生が変わります。

キツいことにも慣れてきたころには、ウルトラマラソンもいいものです。「ウルトラに敗者無し」、大会にエントリーする覚悟はいい経験になります。

 

 

JOCにはジョギング同好会があります。現役のかたはもちろん、卒業生のかたとも交流できます。他部会の先輩と仲良くなれる、貴重な場です。

 

あくまでも僕の体験だけですのでもっとたくさんの方法があるかとは思いますが、喘息持ちで運動経験の少ない僕でも走れてます。

続けることの辛さと楽しさを両方体感できるランニング。この時季の早朝は、ランニングを始めるにはいいタイミングですよ

 

 


この記事の作成者:広報委員会 山口

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。