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「障害は個性!才能に障害はない!」(長岡部会研修事業)

 

みなさま、こんにちは。長岡部会の辻です。

11月28日(火)に長岡部会第2回研修事業を行いました。

※広報委員会委員長 上田(成)さんにもブログにてご紹介頂いております。上田委員長ご参加ありがとうございました!

 

働き方改革、ダイバーシティ、ノーマライゼーションと時代の変化と共に

様々な働き方が求められる企業経営。このスピード社会の現在、大手企業だけでなく

中小企業にもこれらが求められてる流れはますます大きくなるかと思います。

 

そこで今回は少しでもノーマライゼーションの一端について理解を深めようと

「手話セミナー」を開催しました。

 

ノーマライゼーションとは、どの人にとっても「当たり前のことを当たり前に」を実現するために、社会の環境を整備していこうという考えです。そこには障害があるかどうかや、その障害が重度か軽度かに関係なく誰もが同じ権利や就労環境を享受できる社会が当然であるという考えがあります。

 

講師を務めてくださったのは、株式会社パソナハートフル(パソナグループの特例子会社)所属の

髙坂公恵さん。

ご自身が聴覚障害をお持ちで、生まれた時から「音」が無い世界で過ごされてきました。

 

普通、聴覚障害をお持ちの方は、自分の声が聞こえないために「声を出して話す」ということに

大変苦労されています。自分の声が聞こえないということは、話しているかどうかも自分では

わからないということです。声量の強弱もわからないため、声を出して話すという訓練は

本当に大変だったのだと思います。髙坂さん自身も幼少期に大変苦労されたと

おっしゃっていましたが、セミナーでは聞いている私たちにも十分伝わるようなはっきりとした声で話されていました。

そして持ち前の「明るい性格」を活かし、司会の方や講師サポートの方と楽しみながら

お話と手話講座をしてくださいました。

しっかり、はっきりと話されることに感動しましたが、さらに相手の口の動きを見て何を言っているのかを読み取る「読唇術」にも驚きました。

聴覚障害をお持ちの方は「筆談」が必要ですが、髙坂さんはこちらがゆっくり話すとほとんどこちらが

言っていることを理解されていました。

セミナーでは、簡単な手話を10個ほど覚えることができ、参加者のみなさんも、

「今までは聴覚障害の方とは少し距離を感じていたが、手話を覚えたことで自分から話しかけることができる」と積極的な意識になっていただけました。

 

最後はみんなで「ア・イ・シ・テ・ル」のサインでパチリ。

 

ご参加頂いた皆様ありがとうございました!!


この記事の作成者:企業研究委員会

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。