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養護及び教育の一体的には、とは

ぽにぃ保育園の園長をしています、広報委員会長谷川です。

突然ですが、平成29年に保育所保育指針が改正されました。

新しい保育所保育指針の第1章第2項には、「養護及び教育を一体的に行う保育」と明記されています。

JOCの会員さんの中でも、こどもが生まれました、という話をよく耳にするため、今回このテーマでブログを書く事にしました。

この養護及び教育を一体的に行うとはどういう事でしょうか?

 

養護とは、生命の保持と情緒の安定と定義されています。

つまり、行動の援助とともに、こどもの気持ちに寄り添い、安心して前向きな気持ちになれるように直接的、間接的に関わることを指します。

教育とは、知識ややり方などを教えて、人を育てることです。

例えば1歳のこどもがご飯を食べるという事を具体例にあげます。

自分でスプーンやフォーク、手づかみでさえもなかなか口へ上手にいれることができません。(理由はこどもが口の位置を認識できていないことと、指を細かく動かす微細運動が発達していないためです)こんな時、何か食べたいという気持ちを満たしたり、キチンと食べられるように援助することが養護です。

一方、スプーンやフォークの使い方をアドバイスすることもさることながら、お茶がおいしいね、とか、冷たいね、といった風に感じた事を言葉にすることを教える、これは教育と言えるでしょう。

つまり、養護と教育はすべての行動において、どちらもバランス良く必要であるという事です。

近年、世界的に乳幼児教育に力を入れる国が増えています。

日本もそういった風潮に遅れながらも、変化してきています。

これからの世界を創る子供達が、自分の可能性を信じて素晴らしい社会をつくる人間として成長されるように、私たちは日々子供達と向き合っているのです。


この記事の作成者:広報委員会 長谷川

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。