If you can dream it, you can do it.
あなたはタイトルの言葉をご存知ですか。
私はなにかの本でこの言葉はミッキーマウスの生みの親であり
ディズニーランドを創ったWalt Disneyさんの言葉であると
読んだことがあります。
また、この言葉を検索するとやはりウォルト・ディズニーさんの名言である
とするサイトが次々と出てきます。
ですが、
それは誤りであるという説があるのをご存知でしょうか。
今回はそのお話をしようと思います。
突然ですが東京DisneyLandへは行かれたことありますでしょうか?
実はそこに今回のお話のヒントがあります。
行ったことのある方ならご存知だと思いますが、
東京ディズニーランドに入園するときは
あれだけ広い敷地でもみんな同じ入口を通ります。
そして入園するときにチケットを通す機械があり、
そこにチケットを通すと効果音が流れます。
これは妖精であるティンカーベルがピクシーダスト(妖精の粉)をふりかけてくれた証です。
これで来園者に魔法がかかり、
そこから魔法のような1日が始まります。
ちなみにDisneyLandは映画の世界です。
映画は途中から見るとなにがなんだかわからないまま観終わってしまいます。
そこで入口を1つにしてすべてのが来場者が同様に導入部分を経験できるように演出されています。
ということはもちろん出口も1つなわけです。
そして映画の最後に必ずあるのは・・・
そうです、エンドロールです。
前置きが長くなりましたが、
実は東京ディズニーランドにもエンドロールがあります。
お土産屋さんがたくさん並び、ここをくぐれば入口ゲートという建物のまさにその上に
”WALTER E,DISNEY & ASSOCIATES”
そしてその下には・・・
「if it can be imagined… it can be created」
の文字が。
“もし想像できるならそれは創造することができる”
この言葉が変化して今回のタイトルである
If you can dream it, you can do it.
になったのではないかというお話です。
余談ですが、
エンドロールにこの言葉をもってくるあたりはにくい演出だなと思いました。
来園者は帰り際に知るのです。
その日過ごした夢と魔法の王国はウォルトディズニーさん達が想像し創造したものであると。
それと同時に
「もし想像できるならそれは創造することができる」
そのことを忘れないでほしいと
笑顔でDisneyLandでの1日に幕を下ろす来園者にエールを贈っている。
そんな気がしてならないのです。
All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them.
I only hope that we don’t lose sight of one thing
– that it was all started by a mouse.
文責:北大路部会
交流委員会 副委員長 寺尾 誠一