平成３０年度 第１回本部例会 事業報告

平成３０年度　第１回本部例会　事業報告

内　容　　：今回の本部例会は、２部構成で事業を開催しました。第一部の講演会では、株式会社小宮コンサルタンツ　代表取締役会長ＣＥＯである小宮一慶氏をお招きして、「人を動かす、組織を動かす」をテーマとし、「経営の原理原則」を分かりやすく講演頂きました。第二部の懇親会では、現役会員同士の部会の垣根を越えた交流ができました。

日　　　時　：平成３０年５月２２日（火）開始１８：００～終了２１：００

場　　　所　：ウェスティン都ホテル京都　４階　瑞穂の間

参加人数　：講演会２８９名、懇親会３０７名

運営担当　：例会委員会

報告作成　：広報委員会　篠塚、上田（清）、根本、辻井、奥

撮　　　影　：広報委員会　櫻井、山口、鈴木、木村、加藤

第一部

司会の大友委員（本店）による開会宣言。

木村代表幹事より、「第２０期が開幕して早くも１年が経ちましたが、その間に１５０名という多くの会員の皆様に入会いただきました。この世の中には沢山の経営者の会がありますが、その中でもＪＯＣは多くの方々が入会し現在５５０名の会員が在籍しております。これもひとえに京都信用金庫様の全面的なバックアップのお陰でございます。本日ご出席の皆様には、この後の小宮氏の講演をお聴きいただいて何か一つでも学んでいただき、自社の会社でアウトプットできる実り多き講演会となる事を祈念しています」と挨拶をされました。

講師小宮一慶氏の講演　「人を動かす、組織を動かす」

株式会社小宮コンサルタンツ　代表取締役会長ＣＥＯ　小宮一慶氏

「正しい努力を積み重ねる」経営者として「正しい努力」とは何か？それを「積み重ねる」必要があります。

正しい努力・・・サッカー選手が卓球を１０時間練習してもサッカーは上手くならない。

積み重ねる・・・０．１ミリほどの薄いコピー用紙も積み重なると５センチ、１０センチとなる。

経営は３つの要素があります（①方向付け、②資源の最適化、③人を動かす）

その中でも「方向付け」が重要であり、何をするかどうかを的確に判断し、それを選択していき、他社との差別化を図ることが必要です。気合いや根性では、どうにもなりません。

Ｑ　クオリティ（品質）

Ｐ　プライス（価格）

Ｓ　サービス（奉仕）

自社と他社とのＱＰＳを比較分析し、差別化ができているか？経営の原理原則は会社の規模は関係ありません。

普段やれない事は、いざという時にもやれない。普段私たちが車に乗っている時、とっさに止まらなければならない時でも脳が反応し、アクセルペダルを離してブレーキペダルを踏む事が習慣付いているように、正しい考え方をしようと思うと普段から正しい考え方をしていなければならない。

成功している人の５つの特徴

１　せっかち・・・のんびりしていない。今日できる事は今日中にする人。

２　人を心から褒める事ができるか・・・人のいいところを見る事ができる人。

３　他人の事でも自分の事のように考えられるか・・・一歩踏み込む事ができる人。

４　怖いけど優しい・・・人間的優しさを持てる人。言うべきことを言える人。

５　素直・・・人の話が素直に聞ける人。聞く事により更に人が話をしてくれて、そこから知恵を得る事ができ、素直であるからこそ人が協力してくれる。

気づきや学び多き貴重な講演でありました。

早川副代表幹事より、講師の小宮一慶氏に謝辞が贈られ、第一部が無事終了しました。

第二部

司会の伊藤委員（京信）、村上委員（伏見）による開会宣言。

平成３０年度新入会員紹介（６９名）

京都信用金庫　増田理事長の挨拶の中で、「学び続ける事は経営者にとって最も重要な事であります。第２０期(４０周年記念事業)本番年度も学び続けましょう」また「本日、勇気をもって参加してくださった新入会員の皆様方を心から歓迎します。現役の先輩方は、しっかり学びの場をもってサポートをしてあげてください」とのお言葉をいただきました。

木村代表幹事より、「本日、都合により参加できておられない新入会員の方々がおられます。現役の皆様が先輩として、しっかりとバックアップしてあげ、これから参加してもらえるように努めていただきますようお願い申し上げます。」また「第２０期も残り約１年間となりましたが、最後の最後まで、学んで学んで学び尽くすＪＯＣ第２０期である事を心より祈念申し上げます」と挨拶をされ乾杯いたしました。