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平成30年度 第3回 会計研修事業【 お前が会社の舵を取れ!! 】 事業報告

事業名 :平成30年度 第3回 会計研修事業
内 容 :お前が会社の舵を取れ!!寸劇を通して会計を学ぶ
日 時 :平成31年1月17日(木) 18:00~
場 所 :京都信用金庫本店/京信ホール
参加人数: 会員88名 金庫役職員17名 
運 営 :会計研修委員会
報告作成:長谷川 辻井 根本
撮 影 :加藤 櫻井 木村 山口


司会 植西委員(河原町)による開会宣言。



木村代表幹事より「本日の会計研修事業は、20期のテーマである『学び続ける経営道』の数字部分における2年間の集大成であります。今回は講師をお呼びするのではなく、会計研修委員会が手作りで事業を運営してくれます。多くの先人の経営者は、こころを高めて数字に強くなることが経営者には大切だと言っています。そして、社長が変わらないと会社は変わらないと思います。本日も限られた時間ではありますが、少しでも皆さまが会社に持って帰っていただけるような有意義な時間にしたいと思います」と挨拶がありました。

青山副委員長(壬生)より趣旨説明がありました。


西村委員(洛南)より寸劇の説明がありました。


堤委員(東九)より会計クイズの出題がありました。


大久保委員(大阪)によるナレーションで久保委員(大津)=JOC先輩 部会長役、田中委員(伏見)=JOC若手会員役、森委員(本店)=金庫職員役による寸劇が始まりました。

寸劇の後にテーブルごとに討論して発表する時間がありました。

ディスカッション①
決算書や試算表が読めない彼にどんなアドバイスをするか?

(発表)JOCの会計事業に誘う、先代に聞く、試算表を自分で作ってみる、京都信用金庫の担当職員に聞く、詳しく教えてくれる税理士さんを紹介する

▲劇中ではJOCの会計研修事業を勧めることになりました


岡崎委員(壬生)より利益構造について説明がありました。

そして、各自寸劇に出てきた「絆パン工房」の数字をもとに、ブロック図を作成してみました。

(寸劇)

ディスカッション②
ブロック図は書けるようになったら次に何をすればいいのか?

(発表)賃料が高いので下げてもらう、役員報酬を下げる、売り上げを伸ばす、人件費を下げるとモチベーションが下がる、原材料の見直し、機械のリース料を値交渉、1人あたりの生産性をあげる、コスト削減する


(寸劇)

ディスカッション③
他店との低価格競争に巻き込まれているなか、どんな方法で黒字転換を図る?

(発表)バケットを6種類にする、バケットで目玉になるような商品を開発、食パンをやめる、バケットと惣菜パンをセットで売る、高級なバケットで勝負をかける、イタリアンレストランに卸す、目立つためにイートインに力を入れる


▲劇中ではハード系のパンに商品を絞る戦略を選択しました

(寸劇)

ディスカッション④
融資相談を受けたが売り上げ見込み数値の試算が甘い。(金庫職員として)あなたならどうする?

(発表)事業計画を作る、改装資金の調達を試算してみる、クラウドファンディングをして資金を集める、同業者を紹介する、既存店舗でモニタリングをしてみる、既存客と新規客など数字を細かく細分化して考えてみる

(寸劇)


▲劇中ではマッチング掲示板を勧めました

京都信用金庫職員さんより、寸劇内で出てきたマッチング掲示板の説明がありました。



(寸劇)マッチング掲示板を活用し顧客が増えハッピーエンド!


中澤会計研修委員長より「劇中に出てきたセリフ『もっとやりたいことをやったらいいよ』『小さくまとまってるんじゃない?』これらは自分がJOCで先輩から実際に言われた言葉です。そして、この言葉と自分は大切に向き合っていこうと思っていました。今回の企画は昨年の5月から考えていました。寸劇の中で会計について、どこまで言及できたのかはわかりませんが、JOCで学び続けるという価値については考えることができたのではないでしょうか。映像でもありましたが、世の中に起こる変化の波、その震源地は人が変わる瞬間の熱量であり、そこには必ず『おせっかいな人』がいます。『愛情があるおせっかいは健全なプレッシャーとなります』私はこの言葉がとても好きです。そして、実は今期会計研修委員会メンバーとあることを目標に走ってきました。それは、会計研修事業を通してJOCの未来を作れるような委員会にしたい、ということです。私たちの最後のメッセージは『おせっかいになろう、お互いの本気スイッチを!!そうすれば、JOCはもっともっと楽しい!!』です、2年間本当にありがとうございました」と総括がありました。

司会 植西委員(河原町)より自らが会計研修委員に選ばれ本部委員として活動した振り返りと思いを込めた素晴らしい閉会挨拶がありました。


会計研修委員会の皆さま、ありがとうございました。

そして2年間、お疲れ様でした。


この記事の作成者:広報委員会 長谷川

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。