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平成30年第2回40&50周年記念事業 40周年記念事業決起集会

事業名:平成30年第2回40&50周年記念事業 40周年記念事業決起集会
内 容:京都ホテルオークラをベンチマーク、40周年記念事業に向けて決起集会、絆フェス
講 師:講師 京都ホテルオークラ料飲部次長 兼 フィットネス課 課長 河原 智従 様
場 所: ホテルオークラ4階 暁雲
参加者: 1部:113名 2部:127名 1部2部合算:137名
日 時: 平成30年8月9日15時〜21時
運営担当 :40&50周年記年事業委員会 企業研究委員会
報告作成 :広報委員会 長谷川、奥、辻井、上田(清)
撮 影 :広報委員会 櫻井、山口、木村、加藤、鈴木
 
 【事業前 迎賓館 観覧の様子(自由参観)】



参加者22名で京都迎賓館の内覧に参りました。
厳重な手荷検査を終え正面玄関より中に入りますと、きれいなじゅうたんの夕映の間に入ることができます。この部屋はG8の外相会合にも利用されました。
藤の間には藤、梅、桜、牡丹など39の花を散りばめた壁面装飾があり、円卓で会食もできます。
桐の間を抜け、廊橋では建物の外観と錦鯉、そして実際に使用される和舟を拝見しました。
細かい装飾や細工などに京都迎賓館としてのおもてなしを感じることができました。
 
【1部講演会】 


企業研究委員会 栩谷委員(本店部会)  開会宣言がありました。


木村代表幹事は

「今日はホテルオークラの河原様にご講演頂きます。ホスピタリティで重要な目配り、気配り、心配りを勉強するのですが、私達経営者はアンテナを高く、空気を読めるように日々研鑽することが必要です。本日の事業も実り多い内容となりますよう祈念しております」と開会挨拶しました。 


4050
周年記念事業実行委員会 光岡委員長から「前半は40周年記念事業に向けて、ホテルにおけるホスピタリティを学びます。ホテルオークラ様は京都で唯一、京都迎賓館でおもてなしもされています。ホテルオークラさんの特別な接遇とホスピタリティを学び周年事業に活かしてもらうように勉強していただければと思います。

後半は40周年記念事業の内容説明と絆フェスと題して周年事業に向けて会員の相互交流が図れる設えとなっています。どうぞ最後までよろしくお願いします。」と趣旨説明がありました。

 
本日の講師 ホテルオークラ 河原 智従 氏 の紹介がありました。

はじめに、平安建都1200年の祈念事業として建設された「京都迎賓館の説明」をしていただきました。また、迎賓館で国賓級のお客様をもてなす基本的ルールについてもご説明頂きました。

文化も様々なVIPを接遇するために用意された細かい食事のチェックシートなどから、とても周到な準備が窺い知れました。

後半はお客様をお迎えするために、ホテルオークラさんが考える三段階のサービスと「親切と和」についてお話し頂きました。

「第1段階のサービス 目配りは支払って頂いた代価として当然しなくてはいけないサービス。

2段階のサービス 気配りは良い印象を与え顧客満足を高めるための気のきいたサービス。

3段階のサービス 心配りは潜在的な期待に踏み込んだサービス、リクエストがなくても自分の個性や感性を活かしたサービス。」と教えて頂きました。

ホテルオークラ 経営理念「親切と和」については

「お客様だけでなく取引業者や物品に対しても親切に向き合う。またグループでの情報共有やお互いへの思いやりでチームワークを大切にするという和のこころという考え」をお話し頂きました。


その後、4050周年記念事業委員会、西垣副委員長(東九部会)との対談がありました。

西:サービス業を35年続けておられますがそもそもサービス業に着こうと思われたきっかけは?

河:はじめはソフトウェアの開発をしていました。ただ、人と関わらない時間が長くて、その仕事を離れる決意をしました。

西:35年続けてきてこのサービスの仕事は天職だと思いますか?

河:天職と思ったことはありません、それは自分よりも周りの方がスムーズに仕事ができるようになっていったと思うからです。

西:それでは、ずっとこのサービスという仕事を続けてこられた理由は?

河:従業員の中に学生がいたり、新入社員がいたりします。そんなみんなと日々仕事が楽しくできていたからだと思います。また、働く先輩がかっこよかったので、いつかこうなりたいと思いました。

西:35年お仕事をされてきた中で、一番印象深いエピソードはありますか?

河:15年前若いカップルが予約をして食事に来られました。
乾杯の赤ワインを新人が運んで行ったのですが、トレーの上で倒してお客様にかけてしまいました。このまま帰るという女性を無理やり引き止めて、着替えをお願いしました。通常白い服に赤ワインをこぼした 場合、色抜きは非常に難しいのですが、翌日ホテルオークラのランドリーにもって行くと、見事に赤ワインが落ちまして、お客さんにお届することができ、逆に喜んで頂きその後もホテルに来ていただけるようになりました。対応について、それがベストであったかはわからないが一生懸命やったからファンになってくれたと思います。

西:心配りの教育の仕方はどのようにされていますか?

河:私個人の話ですが、簡単にいうと好きになってもらいたいです。
そのためにはお客様からありがとうと言われる成功体験を積み上げて行くことが大切であると考えています。

西:ホテルオークラにこれらるお客様は、こころ配りを期待して来られると思いますが新人では難しいのではないですか?

河:新人は一生懸命なんでもします。例えばミスをしたとしてもお詫びの仕方すらわかりません。しかし、お客様も紳士の方が多いので、その一生懸命な姿を見れば気を落ち着かせる人も多いです。

西:リッツ・カールトンホテルとホテルオークラの違いは?

河:オークラはお客様によって満足度が変わることのないように、そしてその全てのお客様への満足度の平均を上げて行く、そればオークラの文化かと思います。

西:1012 40周年記念事業を開催予定です。色々な式典をご覧になられてきた河原さんからアドバイスはありますか?

河:40周年の記念事業をするにあたり、来られる卒業生や金庫職員さんも多いと思います。私たちもそうですが、感謝の気持ちはだまっていてはなかなか伝わらないので、しっかりとアピールして自分の気持ちを伝えようとした方が相手も受け入れてくれると思います。

最後に西垣副委員長は

「周年記念事業は多くの方がお世話役として携わっています。その全員が主役になり、楽しむことがとても大切だと思います。 適度な緊張感をもって、40周年盛り上げていきましょう。ホテルオークラ様におかれましては、色々なご苦労のがあり、今のサービスができてきたことと存じます。私達経営者も多くのチャレンジのなかから「ありがとう」という言葉をもらっておられると思います。」とまとめました。

【2部 前半 決起集会】


4050周年記念事業委員会 須田委員(洛中部会)より開会宣言がありました。

木村代表幹事は

「10年前の30周年記念事業では東寺を貸し切りされたことを参考にし、京都の17の世界遺産を周った上で二条城を選びました。二条城とは徳川家に縁があり、その徳川家は長い間続いており、そこからファミリービジネスに学ぶ点は多くあると思います。JOC会員のみなさまのファミリー経営の方も多くいらっしゃるので、その二条城で、その場所で40周年事業の歴史の一証人としてぜひ出席していただききたいと思います。」と開会挨拶しました。

40&50周年記念事業委員会 光岡委員長から「JOC会員のみなさまで作り上げる40周年記念事業に向けて、JOCの誇りとご卒業生の感謝も含めて開催したいと思います。」と趣旨説明がありました。

 

40周年記念事業に向けて各担当パートの委員長の紹介がありました。

オープニング/40&50周年記念事業委員会  前出 光岡委員長


オーケストラ担当 総務委員会 野田委員長


基調講演担当、企業研究委員会 小柳委員長より「講師としてファミリービジネスアドバイザー協会の理事長をお招きして、ファミリービジネスの永続性についてお話いただきます」と説明がありました。


分科会担当、会計研修委員会 中澤委員長、交流委員会 渋谷委員長より「魅力ある各分科会を進めてまいります」と説明がありました。

祝賀会担当、例会委員会 村山委員長より「ANAクラウンプラザの一番広い部屋で京都信用金庫様、ご卒業生様と一緒に祝賀会をしたいと思います」と説明がありました。

記念パネル/撮影・記録担当、広報委員会 上田委員長より「当日の写真撮影や記録を担当します。そして40年という歴史の中、たくさんあった写真を厳選し、パネルにしたものを当日貼り出します」と説明がありました。

 

その後、各分科会について案内がありました。


A分科会では「失敗(歴史)から学ぶ経営道ということで、お招きする予定講師は、二条城公式ツアーガイド 株式会社らくたびの山村 純也氏」と紹介がありました。


B分科会では「京都市内で唯一の日本酒の蔵元である、佐々木酒造株式会社の佐々木晃氏をお招きし、成長ストーリーを伺います」と紹介がありました。


C分科会では「JOC版クラウドファンディングとして、3名を選出している中から当日プレゼンしてもらい投票して最優秀賞を決めます」と紹介がありました。

D分科会では「ホテルにいながら22億画素の最新VR技術を駆使し、過去の歴史を振り返り、何が変わって何が変わらなかったかを見て今後のヒントにしてもらいたい」と紹介がありました。 

【2部 後半 懇親会「絆フェス」】


40&50周年記念事業委員会 古和田委員(北大路部会)、武内委員(本店部会)より 開会宣言がありました。


40&50周年記念事業実行委員会 光岡委員長より「40周年記念事業の当日をより楽しめるようにこの『絆フェス』でよりJOC会員さま同士で絆を深めていただきたいです」と挨拶がありました。


竹口理事より「本日は浴衣で参加しましたので、『絆フェス』をより楽しみたい」とご挨拶をいただきき乾杯が行われました。



歓談中にイベントのルール説明があり、うちわを使い、チーム結成をするうちわマッチングでAチームとBチームが決定し、表彰されました。


続いて枚方支店塚田課長がわかばオーケストラについて「40周年記念事業の当日ではオープニングにふさわしいオーケストラにしたい」とご挨拶されました。

 



最後に早川副代表幹事は

「本日出席していただいている中で30周年記念事業に参加した方は2割程度、8割の方は初めての周年記念事業となります。40周年記念事業は10年に1回のチャンスだと思って盛り上げていき、終わった後に良かったなと思えるようにしたい」と締めの挨拶をしました。


 40&50周年記年事業委員会 企業研究委員会の皆さま、ありがとうございました。


この記事の作成者:広報委員会 長谷川

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。