ストロングスタイルな発表会
【与えられた機会をどうチャンス(好機)に変えるか】
過去のブログでも取り上げられていますが、
先日、推薦図書発表会が行われました。
発表のスタイル、内容は自由。持ち時間は1人5分~8分
取り決めは以上のみ。
各々の熱い想い、話し方、パワーポイント(パワポ)
着眼点、エピソード・・・推薦図書そのもの以外に
他の発表者のプレゼンを聞いているだけでも
非常に勉強になり、刺激を受けました。
『与えられた機会をどうチャンス(好機)に変えるか。』
最近の自分の心がけです。
自分なりにテーマをもって、この発表会に備えました
私はこの発表会で自分に課したテーマは
(1)時間通りに話を終える(体内時計の強化)
(2)最初から最後まで観客を見て話す
(3)ストロングスタイル
この3点を意識して徹底的にトレーニングしました。
当たり前のこと。誰でもできることのように思えますが、
皆の前で発表するという事は、頭が真っ白になったり、
緊張したり、焦ったり、通常のことができなくなります。
【走りながら考える】
私がトレーニングしたのは、毎日の通勤の自動車内と
大阪城公園をウォーキングしながら、
時計で時間を計って、何度も自ら声を出して
自分のネタを5分で話すトレーニングをしました。
どうしても自分の好きなもの、想いが強い話なので、
熱が入り話が長くなってしまいがち。
言いたいことが多すぎて何度も時間オーバーになり、
車内で何度も何度も繰り返し、声を出して、
『通し』で話すことで、この部分は切ろう。
こことここのネタは入れ替えよう。
と、まさに『走りながら考える』を実践しました。
5分で話すトレーニングをしましたが
台本(原稿)は作りませんでした。
頭で考え何度も口に出して暗記する。
いいトレーニングになりました
【行きついた先はストロングスタイル】
体内時計の強化
最初から最後まで観客を見て話す
これをどう実践するか
(甘えのない状況に追い込むか)を考えると、
パワポを使わない。という選択に行きつきました。
パワポを使うと、話の展開のカンペにもなり
時間配分の目安にもなってしまうので、
また、どうしても横や後ろのスクリーン
を見て話しがちになるので、
あえてパワポを使わない事を決めました。
そう、自分のしゃべりだけで勝負する
ストロングスタイルです。
自らの鍛え上げられた身体と技だけで戦う
昔の『新日ストロングスタイル』のように。
【私の人生において最も影響を与えた本】
それは『週刊ゴング』
中学の時から、廃刊するまで約20年間、
毎週欠かさず、隅から隅まで読み続けた本です。
私の青春とお小遣いを全て捧げました。
当日の発表では、私が
週刊ゴングを読み続ける事によって得られたもの
(1)自己プロデュース力
(2)大学合格
(3)相手を思いやる心
の3つの話と、プロレスに影響された
自身の海外武者修行の話を発表しました
【海外武者修行で自分の核を得る】
若手レスラーが、ある時期に来ると
海外武者修行に出て肉体的にも精神的にも
成長して帰ってスターダムに駆け上がる。
というプロレスのセオリーがあります
自分はプロレスラーにはなれたかったけど、
海外武者修行に行って精神的に強くなりたい。
という思いで、大学を一年休学し、単身
オーストラリアに武者修行に渡りました。
知り合いもいない、行ったことのない異国に
一人で現地に渡り、
バナナ農場で働いて資金を稼いだり、
野宿やヒッチハイクをしながら
1年かけてオーストラリア大陸を一周して
帰国しました。
何度か危険な目にもあいましたが
ここで得たものは『根拠のない自信』
何をやってもできるだろうという
『根拠のない自信』
これは今のビジネスにおいても人生においても
自分の『核』となっているものです
この核を得られたのも週刊ゴング、プロレスのおかげで
かけがえのない書物となっております。
私とプロレスの話を語りだすと長くなるので
この辺にしておきますが、
自分もプロレスに人生影響受けたよ!
って方がおられましたら
事業や懇親会の会場で、
ぜひ私にお声がけください!
【ストロングスタイル発表を終えて】
今回の発表者は各々、それぞれの目標を置いて
取り組んだものと思われます
・自分の推薦図書を読みたいと思ってもらう
・パワポのスキルを上げる
・簡潔に話す
などなど、目的は人それぞれだと思いますが
自分に課したテーマ
(1)時間通りに話を終える(体内時計の強化)
(2)最初から最後まで観客を見て話す
(3)ストロングスタイル
はすべて達成できました!
皆さん素晴らしいパワポや配布資料を
用意されていた中、ただひとり
ストロングスタイルで戦いました。
ただ、残念なことながら
パワポを用意しない。という事実だけで判断して
(相手の意図も考えることもなく。自分基準で判断し)
手抜きや。プレゼンとしてはどうなのか?
などと言う人もいるでしょう。
前回の本部例会の講演会『ほめ達』の講義で
先生から、
ちゃんとやってこない人、
自分の思った通りにならない人
にどう『ほめ達』を使うのかという話の中で
決して怒ったり、批判したりせずに
『そう来るか!、その手があったか!』
と相手に言ってあげるという表現を教わりました。
周りにたまにいますでしょ?
会議に(自らが報告する)資料を
用意せずに来ちゃう人。
『お前やる気あるんか!』と叱咤するより
そういう時は、
『ストロングスタイルやな!』
と言ってあげましょう(笑)
第20期幹事団 研修研究担当幹事
酒井敏行