
Report事業報告
【事業報告】令和7年度 第1回本部例会

■事業名
令和7年度 第1回本部例会
■開催日
令和7年6月13日(金) 18:00~20:30
■開催場所
ホテルオークラ京都 4階 大宴会場 暁雲
■参加者
JOC会員 :159名
京都信用金庫役職員様 : 63名
合計 : 222名
先日、ホテルオークラ京都にて「令和7年度第1回本部例会」を無事開催いたしました。
ご多用の中ご出席いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
本事業を滞りなく終えることができましたのも、ひとえに皆様のご理解とご協力の賜物であり、改めて深く感謝申し上げます。
今回の例会では、
「名刺はただの紙じゃない、経営者たちの魂だ!」
というテーマのもと、名刺を活用した新たな参加型ゲームを中心とした懇親事業を実施いたしました。
新入会員の皆様、経験豊富な現役会員、そしてコミュニティ・バンク京信の役職員の皆様が、立場や世代を越えて名刺を交わし合う中で、そこに込められた“人となり”や“想い”が自然と伝わり合い、それぞれのアイデンティティや背景に触れる、これまでにない交流の場が生まれたのではないでしょうか。
名刺一枚から始まる出会いが、新たな気づきや学び、そして今後のつながりのきっかけとなっていれば幸いです。
それでは令和7年度第1回本部例会の事業報告をお届けいたします!
開会に先立ち、京信JOC第24期 代表幹事・杉本 礼江よりご挨拶をいただきました。杉本代表幹事からは、今回プロジェクトチームを立ち上げた背景として、JOCをより一層活性化させるため、入会期といった枠組みにとらわれることなく、新たな人材を積極的に登用していきたいという強い想いが語られました。あわせて、そうした人材が次々と生まれてくるような、チャレンジと成長を後押しする環境をつくっていきたいという熱意も伝えられました。

続いて、コミュニティ・バンク京信 理事長・榊田 隆之様より、JOC
の取り組みに対する温かいご理解と、これからへの期待が込められたお言葉を頂戴いたしました。

その後、例会委員会 委員長・茂木 大希より開会のご挨拶と、第24
期と今回の事業に込めた熱い想いを語る趣旨説明があり、いよいよオープニング動画の上映へ。

このオープニング動画は、古市谷委員が「72時間寝ずに」制作した渾身の一作で、まさに力作。
スクリーンに映し出される映像に、会場全体が引き込まれ、「これから何が始まるのだろう?」という期待感が一気に高まりました。
その後、司会を務める中川委員・山中委員が登場し、今回の懇親企画となるゲームの詳しい説明を行ってくれました。


リハーサルや打ち合わせの際は、少し緊張している様子も見られましたが、そこはさすがのチームワーク。事前にしっかりと打ち合わせを重ねてくれたおかげで、本番では息ぴったりの進行と、絶妙なアドリブで会場をぐっと温めてくれました!
それでは、今回の本部例会のメインコンテンツをご紹介します。
その名も――「JOC名刺(カード)コレクションバトル」
これは、参加者が名刺を集めて得点を競い合う、戦略型・交流型ゲームです。ゲーム性とリアルな名刺交換を融合させることで、より本質的な「出会い」と「つながり」を体感していただくことを目的としました。

本バトルの要となるのは、例会委員会が事前に選定した“24枚の名刺”
いわば “伝説のカード” です。
参加者にはその存在は伏せられたまま、手がかりは「10のヒント」のみ。その限られた情報をもとに、“伝説のカード”を見抜き、集めていくという仕組みです。
参加者は3人1組のチームを組み、協力・分担しながら名刺交換に挑戦。
単なる名刺の枚数集めではなく、相手の雰囲気や話し方、そしてその人の背景までを感じ取る――
「人間力」が試される、これまでにないゲーム体験が展開されました。
このバトルでは、「観察力」「質問力」「直感力」など、経営者にとっても欠かせない様々なスキルが問われ、笑いあり、真剣勝負ありの濃密な交流が繰り広げられました。

JOC名刺(カード)コレクションバトルは以下の4部構成で展開されました。
● JOC名刺コレクションバトルの4部構成
1.名刺交換会
2.名刺デッキ編成タイム
3.懇親会
4.結果発表
当初、全体構成を設計する段階では、「かなりタイトな時間配分になるのではないか」という懸念がありました。
実際の運営中にも、時間が押してしまい、巻きの指示が出る場面があり、改めてタイムキープの難しさを実感する機会となりました。
しかし、終わってみれば、そうした緩急のあるテンポ感がかえって場のメリハリを生み、結果的に全体として非常にバランスの良い進行だったと感じています。
特に、ゲームパートから懇親パートへの切り替えが非常にスムーズで、参加者の集中力と熱量を保ったまま次の展開へとつなげられた点は、運営側としても大きな成果であり、今後に生かせる貴重な学びとなりました。
いよいよ事業の第1部パート「名刺交換会」がスタート。
名刺交換会の最初は皆さんテーブル近くで交換をされていましたが、ヒートアップし、会場の中心へ中心へと人が集まっていき、団子状態。
誰が高得点の名刺なのかを予測しながら、さまざまな方との名刺交換に大いに盛り上がりました。




名刺交換が終わったあとは、
いよいよ第2部――「名刺デッキ編成」タイムのスタートです。
各チームには、事前に配布された専用のデッキコレクションボードが用意されており、3人1組のチームごとに8枚ずつ、1卓あたり計24枚の名刺をセットしていきます。
ここでは、それまでに交換してきた名刺と、メンバーそれぞれの知恵と経験が活かされる場面となりました。
「どの名刺が、例会委員会が選んだ“伝説のカード”なのか?」
JOC会員やコミュニティ・バンク京信役職員の皆様も含め、参加者たちはヒントと直感を頼りに議論を交わし、テーブルごとに推理が白熱。
自然と会話が広がり、まさに“交わりのうねり”が生まれる瞬間となっていました。



デッキの編成の時間が終了し、第3部パート「懇親会」がスタート

コミュニティ・バンク京信 専務理事・丹波 寛志様より乾杯のご発声をいただき、
和やかな乾杯で懇親会が始まりました。
歓談の時間に移り、各テーブルへお料理が次々と運ばれていきます。
歓談中も、テーブルごとに名刺デッキ編成について熱心に意見を交わす姿が多く見られ、ゲームをきっかけに一歩踏み込んだ交流が生まれていたことを感じました。
また、今回の会場であるホテルオークラ京都のお食事は大変好評で、料理を囲みながら自然とテーブルを越えた会話や交流が広がり、会場全体に自然な一体感が生まれていました。

また歓談中に第24期の活動を一緒に盛り上げてくれるプロジェクトリーダーをご紹介しました。自己紹介、活動内容をご報告頂き、各プロジェクトの内容がきっちりと理解でき、非常に明確化されてきたなと感じました。これからの活動や事業がすごく楽しみです。ご報告ありがとうございました。

JOCビジネススクール/柴崎 良太プロジェクトリーダー

ハチエボ/毛戸 健嗣プロジェクトリーダー

KYO+/岡本 一喜プロジェクトリーダー

JOC LAB /小坂 真未プロジェクトリーダー

HAPPY BURGER/瀧田 瑞喜プロジェクトリーダー

アグリベンチャー/地下中 大督プロジェクトリーダー
プロジェクトチームの発表の後には、国内・海外研修委員会の加納 ビナ委員長より、今後予定されている国内研修事業についてご案内がありました。
特に注目したいのは、その名の通り『海外研修』の実施に向けた取り組みです。
これまでJOCでは国内での視察や学びの機会を数多く設けてまいりましたが、第24期はいよいよ舞台を海外へと広げる新たなチャレンジの時を迎えます。
異文化に触れることで、これまでにない刺激や新たな視点を得られることが大いに期待されます。
今後も国内・海外研修委員会の活動にぜひご注目ください。

第4部いよいよ「JOC名刺(カード)コレクションバトルの結果発表」です。
ついに、ゲームの締めくくりとなる結果発表の時間がやってきました。
正直なところ、事前に想定していた優勝ラインは15点前後。
デッキのヒントや交換条件を考慮すると、そこまでの得点が出れば十分すごいだろう…と、運営側は考えていました。
しかし、そんな予想はいい意味で大きく裏切られることとなります。
なんと、25点以上を獲得したチームが8組も出現!
これは事前の想定を遥かに超える好成績で、参加者の推理力・戦略性・交流の深さに驚かされました。
ただ、景品は7組分しか用意しておらず……
惜しくも25点で並んだ壬生部会・山梨さんのチームには、お席へお戻りいただく形に(申し訳ありません…!)。しかし、会場からは温かな拍手と笑いが起こり、和やかな雰囲気に包まれました。

そして、司会のお二人によるテンポの良い得点発表と絶妙な間により、会場は一層ヒートアップ。得点が発表されるたびに歓声と拍手が巻き起こり、写真がぶれるほど、まさに一体感のあるクライマックスとなりました。
極めつけは、驚異の37点を叩き出したチームの出現!
その瞬間、会場からは「えっ!?」「すごっ!」という声が漏れ、どよめきが広がりました。



今回のバトルの景品には、会員企業様から選りすぐりの豪華な商品を準備し、会場は一層の盛り上がりを見せました。
各テーブルでは歓声が上がり、拍手と笑顔があふれる、まさにお祭りのようなひとときでした。景品はテーブル全員分をご用意していたため、
「えっ、これ全員もらえるんですか!?」とびっくりしながらも大喜びする姿があちこちで見られ、とても印象的でした。


景品一覧
- 便利グッズ3点セット(山科部会 前田 陽彦さん)
- 京家きよみず お食事券(本店部会 高木 政明さん)
- フルーツパーラー&クリケットゼリーセット(西陣・北野部会 小坂 真未さん)
- グラノーラセット(口丹部会 吉田 将史さん)
- 甘春堂 お菓子セット(東九部会 木ノ下 稔さん)
- コートレットグループ お食事券(伏見部会 黒河内 楓さん)
- 三源庵 お菓子セット(伏見部会 山田 喜雅さん)
ご協力いただいた皆様に、改めて感謝申し上げます。
締めのご挨拶は、例会委員会 担当幹事・奥 大輝よりいただきました。
今回のゲームの“核”となる趣旨については、例会委員会内でさまざまな議論が交わされましたが、その方向性に対し、強く賛同し、実現へと力を貸してくれたのが奥担当幹事でした。当初進めていた企画からの大胆な方向転換ではありましたが、「これは絶対に面白くなる」という力強い言葉が例会委員会の背中を押し、メンバーの意志をひとつにまとめる大きなきっかけとなりました。
その判断が、結果として今回の大きな盛り上がりを生む原動力となったのは間違いありません。

今回の本部例会では、「交わりのうねり」がテーブル、部会、そして世代や立場の垣根を越えて広がり、本部例会に参加したからこそ、こんな人と出会えたといった嬉しいお声を多くいただきました。
また、コミュニティ・バンク京信役職員の皆様におかれましても、ご多用の中、数多くご参加いただき、誠にありがとうございました。
こうした出会いの一つひとつが、ビジネスにもプライベートにも良い相乗効果をもたらすきっかけとなることを、心より願っております。
JOCの活動は、皆様のご理解とご協力なくしては成り立ちません。
改めて、深く感謝申し上げます。
そして何より、例会終了後には予想を上回る多くのご好評の声を頂戴し、委員会一同、大変光栄に感じております。
今後も、皆様からいただいたアンケートでのご意見・ご感想を真摯に受け止め、より充実した内容をお届けできるよう努めてまいります。
次回の「第2回本部例会」のご案内も、ぜひ楽しみにお待ちください!!

例会委員会一同