【目に見えている部分は ほんの僅か】
皆様こんにちは。
伏見部会、会計研修委員会の辻です。
前回、ブログに書かせて頂いた、土入れという作業中に面白い物が撮れました。
(前回のブログ【竹と共に生きる】はコチラ)
地下茎に繋がったままの竹の子です。
崖から土を採取するために、重機でバリバリと開いていくのですが、
その際に地下茎も多数切断します。
地表付近は複雑に入り組んだ地下茎でびっしりです。
竹の子は種から生えてくるのでは無く、このように竹の地下茎から出てくる新芽です。
前年の秋から既に地面の下で芽吹いており、
春になると一気に10m近くの高さまで成長します。そして竹になります。
また、一度成長しきった竹は二度とそれ以上成長することはありません。
枝の一本も増えません。毎年葉が生え替わるだけです。
目に見えてる部分では変化はありませんが、地面の下では地下茎がどんどん伸びていきます。
やがてその地下茎からまた新たな竹の子が育っていきます。
竹の子がまた竹になり、そこから地下茎が生え・・・
スター型のネットワークを形成し、非常に大きな植物となります。
私はこの地下茎こそ竹の本体だと思ってます。
目に見えている部分はほんの僅かですが、本質は目に見えない部分にこそ宿っているのだと思います。