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ケ セラ セラ

皆さま、こんにちは。

リーダーシップ研修委員会の山田晃弘と申します。

 

遅い梅雨入りから間もなく、蝉の鳴き声も聞こえてくるような時期となりました。

いよいよ第1回のリーダーシップ研修事業が近づいてきています。

 

既にご存知いただいていると思いますが、今期のJOCには「研修」と名の付く委員会が、2つあります。

 

西垣委員長率いるイノベーティブ“研修”委員会と、私も属します、辻委員長率いるリーダーシップ“研修”委員会です。

 

私は昨期、会計“研修”委員会に属させていただいたので、何の因果か、2期続けてJOCの研修に携わらせていただくことになりました。(よほど研修が好きそうな顔でもしているのでしょうか。)

 

さて言葉は同じ「研修」でも、昨期と今期で実は決定的に違うなと思っていることがあります。

 

自分自身、期が始まって間もないこともあって、まだ感覚をうまく言葉にできていないので恐縮なのですが、会計研修事業で学べば、その時間中に寝てしまわない限り、会計の知識を得ることができました。しかしリーダーシップ研修事業では、寝ずに一生懸命参加したとしても、「リーダーシップを得ることができます」とは言い切れないかもしれないと思っている点です。

 

唐突ですが、私は「マトリックス」という映画が好きで、3部作を通算100回は見ているだろうと思うのですが、その中で次のような言葉がありました。

 

【古いこり固まった考え方の権化のような、敵役がこう言います。】

「いいかい?この世界に不変で普遍のものはたったひとつしかなくて、これだけが唯一の真実なのだ。それは行動とそれに対する反応、原因と結果、つまりは因果関係。そこから逃れることはできなくて、永遠に我々は因果関係の奴隷なのだ。」

 

食べる―空腹が満たされる

会計研修に参加する―会計知識が得られる

一見正しそうです。

 

【それに対する主人公の返答がこれです。】

「すべては『選択』からはじまる」

 

ちょっと何を言っているのかわかりませんね。((^^;))

同じ原因でも、結果はヒトの選択次第で異なるということです。(と私は解釈しています)

 

「食べる―満腹―明日も頑張ろ」の人もいれば、「食べる―おいしかった―どうやって作るのかな?」の人もいるし、ダイエット中の人だったら「食べる―食べすぎちゃった―明日は粗食にしよ」の人もいるかもしれない。すべてはヒトが何を選択するか、からはじまります。

 

会計研修も同じで、知識をどのような形で生かすかは、その人の選択次第なのですが、リーダーシップ研修においては、そもそも各人によって形の異なるリーダーシップ(それぞれにとってのリーダーシップとは何か?)を自分自身の中から見つけ出さないといけないので、「リーダーシップを得ることができます」とは言い切れないかもしれないことを、研修を作っていく側の立場から見て、とても難しく感じています。

 

でもきっとこの問いに対する答えは一つしかないことを私は知っています。

それはたぶん笑顔です。

 

 

悩むだけ悩んで、準備するだけして、あとは委員会メンバーも楽しむ。

「ケ セラ セラ」なるようになる。

 

ぜひご参加いただく皆さまも、心を開いて、“楽しくなるように”研修にご参加ください。そうすれば、きっと自分だけのリーダーシップも見つかるはずです。

 

長文ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

 

リーダーシップ研修委員会 副委員長 山田晃弘

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この記事の作成者:リーダーシップ研修委員長 辻

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。