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いよいよ芸術の秋!右脳を刺激するおすすめスポット

長く続いた残暑も終わり、ようやく秋めいてきた今日この頃。

秋といえば「食欲の秋」をまっさきに思い浮かべてしまう私ですが、「芸術の秋」もまた、忘れられない存在です。

 

こんにちは!

本店部会・総務委員の田房(たぶさ)です。

京都をはじめ日本全国の職人さんと一緒に作る、“0歳からの伝統ブランドaeru(https://shop.a-eru.co.jp/ )という子どもたちのための日用品ブランドの運営をはじめ、様々な事業を展開する会社で働いています。

 

職人さんたちが心を込めて作った手仕事が、次の時代を担う子どもたちの感性を育む……

そんな環境を作ることを目指して日々を過ごしているので、「感性を育む」ことについて考えたり、工芸や芸術に触れたりすることが自然と多くなります。

 

最近は、「左脳だけではなく右脳を使うこと」の大切さを伝えるビジネス書や記事が増えており、みなさんもどこかでご覧になったことがあるかもしれません。

「右脳を使う」ことに慣れていない現代の私たちですが、実は、工芸や芸術に触れることで右脳を刺激し、感性を育むことができると言われています。

 

私自身、4年前に全く違う業界から今の仕事に移りそれを体感してきたので、これまでに訪ねた中で印象深かった2つの場所をご紹介したいと思います。

 

 

1.河井寛次郎記念館

日々の暮らしに息づく、職人の手仕事に触れられる場所がこちら。

大正・昭和にかけて京都を拠点に活動した陶芸家、河井寬次郎の住まい兼仕事場が公開されています。

 

工芸品と聞くと、ガラスケースに入れて鑑賞する作品をイメージされる方も多いかもしれませんが、ここで待っているのは、暮らしの中で使われる日用品としての工芸たちです。

 

「用の美」という言葉で表わされるように、ただ機能的なだけではなく美しさを感じられる日用品……

私も、河井寛次郎の美意識を体感した後は、自宅の家具やキッチン用品など、日頃から何気なく使っているものたちがいつもとは違って見えるように感じられました。

 

詳しくはこちら(http://www.kanjiro.jp/ )から。

 

 

2.京都迎賓館

 

河井寛次郎記念館が私たちの暮らしの延長線上にあるとすれば、その対極とも言えるのが京都迎賓館ではないでしょうか。

 

世界中から京都を訪れる国賓の方々をおもてなしするため、職人技の粋を集めて作られた非日常の空間。

職人の技術のすごさはもちろん、大きな一枚板の扉や天井板など、使われている素材もとても贅沢で、職人の魂と自然の恵がもつエネルギーに圧倒されました。

 

見どころを解説してもらえるガイドツアーでは、館内のしつらえについてだけではなく、VIPの方を迎えた際のエピソードも豊富です。

さすが迎賓館、こんなおもてなしの仕方があるのか…と新鮮な発見がたくさんありました。

 

一般公開されている日が限られていますので、

詳しくはこちら(https://www.geihinkan.go.jp/kyoto/ )よりご確認ください。

 

 

 

芸術鑑賞をする際に、何を感じたか言葉にして伝えることで、観察力や感情表現、感性が磨かれ、より「右脳を使う」ことにつながると言われています。

このブログを書くこともまた、私が何を感じたか振り返り、言葉にしてみる良い機会になりました。

またぜひ、みなさんがいろんな場所を訪ねた時の感想もお聞きできると嬉しいです。

 

秋のお出かけが楽しい時間になりますように。

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この記事の作成者:総務委員長 木村

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。