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「初めて」を創る

こんにちは、総務委員長・洛南部会の木村です。

 

先ずもって新型コロナ感染症の被害にあわれている方々に心からお見舞い申し上げます。

1日も早い収束と回復をお祈りしております。

 

さて、自分は「スリッター加工」と言って、主に食品の包装に用いられるフィルム資材を裁断する加工を生業としているのですが、

輸出品関連の加工復調の兆しは全く見えず、売り上げの回復に日々頭を悩ませているところです。

 

先日、深夜になってもなかなか眠りに着けず、何となく気になって見た映画のお話です。

タイトルは「僕は明日、昨日の君とデートする」という恋愛ものでした。

 

京都に住む20歳の男子大学生が朝の叡電で女子大学生に一目ぼれするところから物語は始まります。。。

ココからはネタバレになりますので、この映画を見たことない方はもうこのブログ読まないほうが良いかも。

また、おっさんの恋愛映画感想がキモイなと感じる方も読まなくてよいかもですw。

 

話を続けると、、、主人公の彼は電車を降りた彼女を追いかけ、思い切って声をかけます。

不思議と落ち着いて話し込む二人。また会える、「また明日」と言ってその日は別れます。

このとき彼女は優しく笑いながらも何故か涙を流しています。

 

翌日、二人は偶然出会います。その次の日はデートします。それから毎日、30日の間二人の関係は続きます。

初めて名前を呼び、告白をし、付き合うことになり、お互いの呼び方も変わり、初めて手を繋ぎ、

初めてキスをして、手料理をほおばり、お泊りも経験して、と恋人同士楽しく大切な時間を過ごしていきます。

それなのに、その節目節目で悲しい涙を流す彼女。

 

この現実世界の隣に、時間の流れが逆に進む世界がある。

そこから彼女はやってきた。

5年に一度二つの世界はつながり、二人は30日だけ一緒に過ごせるというのがこのお話のカラクリです。

彼の1日目は彼女の30日目、彼にとっての初めては彼女にとっての最後の瞬間という仕組みです。

(説明が難しいですが…映画を見ればわかっていただけるハズ)

 

初めてのキスで彼女は涙する、初めて名前を呼び合って彼女は涙する。

それはすべて彼女にとっては悲しい最期だから。

 

この事実を知って彼は気づきます、彼女がすべての愛情をかけて「彼の初めて」を創ってくれていたことを。

 

15日が過ぎ後半が始まると、今度は彼が「彼女の初めて」を創っていく展開に変わります。

寂しさと同時に、彼女の「初めて」を創る大切さを実感するのです。

そして彼にとって最期の日、彼女に「30日最後の初めて」を贈ることですべてを理解します。

(エエ歳して恥ずかしながら涙腺崩壊してしまいましたw)

 

 

3月で卒業する自分にとってJOCでの活動も残り半年余りとなりました。

JOCでのかけがえのない学びや気づき、楽しさは誰かがくれたキッカケ、色んな「初めて」があってこそ経験できた財産です。

この映画を観て、

残されたJOCでの時間…自分はどれだけの「初めて」を誰かのために「創る」ことができるのかなぁ?と考えてしまいました。

 

 

自分がJOCに初めて参加した時に最初に話しかけてくれたのは同じ部会の河原崎くんでした。

先日、コロナ禍で落ちた売り上げ回復につなげる新規受注のために、加工に必要な道具をあり得ないくらい大至急で作ってくれた方です、本当に助かりました。

 

◆フェイスブックグループ「京信JOC コロナ対策・相互支援グループ」

https://www.facebook.com/groups/kyoshin.joc.support(こちらから参加リクエストを送ってみてください)

ではそんな仕事の繋がりや助け合いに出会えます、まだご存じない会員様、フェイスブックをされていない方も初めてのキッカケを創ってみてください。

 

 

 

自分がJOCで過ごした6年間、他にも仕事のつながりが出来た方、勇気や希望をくれた方など、

「初めて」をくれた方はたくさんいます。

気に留めなければ過ぎて忘れがちな「初めて」がいつか大切な仲間との絆となって、自分の人生を豊かなものにしてくれる。

そんな出会いがJOCにはあると実感しています。

 

JOCには尊敬できる若手経営者がたくさんおられます。

入会間もない会員様は特に、活動自粛で思うように交流が出来てない状況だと思いますが、

今後のJOC活動に前向きに取り組んでいただき、多くの「初めて」を体験されることを心から願っています。

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この記事の作成者:総務委員長 木村

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。