「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクト
皆さんこんにちは。
リーダーシップ研修委員会、委員長の辻典之です。
先日、清水寺で開催されている現代アートの展覧会に行ってきました。
清水寺では2012年から、あらゆる垣根を越えた前衛的な表現を元に、人が一心に尽くし、無心へと近づいていくその瞬間を祈りの風景と重ね合わせ、100年先、1,000年先の仏教寺院のあり方を模索していく「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクトを続けているそうです。
今回は桑田卓郎という若手の気鋭陶芸作家の展覧会「日々(にちにち)」が行われていました。
気になる方はこちらをチェック↓
職業柄、美術館や博物館で昔の陶磁器や作品はよく見に行くのですが、現代アートは
正直、全く見に行ったことがありませんでしたw (興味がないことはないです)
たまたま京都に来ていた、銀座でギャラリーをやっている先輩から急に「清水寺に来てよ」
と呼ばれて行ってまいりました。
お互いに長い歴史を持つ清水寺と陶芸が、現代アートという形で表現された空間は
古くて新しい、なんとも言えない雰囲気がありました。
正直、「なんじゃこりゃ」というのが現代アートの醍醐味だと思いますw
僕も職業柄、陶磁器を見る時は「売れるかなー」「使いやすいかなー」という視点で
見てしまうのですが、芸術鑑賞の視点で見ないとやはりだめだなと反省しました。
現代アートを商品として扱う先輩はどういう気持ちで見てるのかと聞いてみましたが、
「まずは自分で作品を受け入れられるようになるまで、自分の中の概念を壊し続けるしかないよ」
「嫌いな奴もじわじわ良いところがわかってくるじゃん?それと似てるよ」
と深いのか、深くないのかよくわからんことおっしゃっていましたw
でも「自分の中の概念を壊し続ける」という言葉は自分の中で印象に残りました。
常に変化に対応し、新しい可能性に挑戦し続ける、そのために必要な言葉なのかなと思います。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。