存在理由を考える
みなさんこんにちは、洛中部会&例会委員会の須田真通です。
唐突ですが、先日地方の或るお寺に伺いました。創建から800年以上という歴史のあるお寺ですが、入ってまずビックリ。写真にもあるようにモダンな玄関が出迎えてくれました。
外観はクラシックです
玄関を入ると一気にモダンに
トイレもめちゃモダン
立派な本堂です
一昨年にリフォームされ、古い部材を残しつつ現代的な設えに大変身されたそうです。この日はお寺中を使ってイベントが開催されており、地元の飲食物の販売やカフェ、手織り品の実演や販売、本堂前の仏様の前(!) では打楽器とダンスのコラボイベント、夜はヨガ教室など、老若男女問わずたくさんの人が訪れてそれぞれに楽しんでいる姿を目にすることが出来ました。
地域の人たちにとって何が必要か、その為に自分たち(お寺)は何ができるのか、何を提供すれば地域の人たちに喜びや楽しみ、癒しを感じてもらえるのか。そこには「お寺はこうでなくてはいけない!」なんていう固定観念はまったくなかったです。
“あえて”お寺をビジネスとして捉えるなら「檀家」制度が思い浮かびますが、ビジネスつまり「檀家」獲得を先に考えていたらこんなことはしていないし、こんな雰囲気にならないだろうなぁと感じました。だって、住職さんはじめ皆さんめちゃめちゃ楽しそうにやってるんですもん。笑
効率的かどうかや合理的かどうかはちょっと横に置いておいて、自分たちが本当は誰のために何をしたいのか、自分たちの内なる声に真摯に向き合う。その行動やプロセスが社会にとって必要である限り、その組織なり集団は必ず存在し続ける、ということなのかなと、深く考えるきっかけとなりました。
2月17日(月)に、当委員会が担当する、令和元年度の2回目の本部例会が開催されます。
本部例会の存在理由とは?って聞かれるとなかなか難しい・・・けど、「楽しみながら学ぶ」というテーマのもと、JOC会員のみなさんにとって、また自分たち委員会にとって楽しいと思える企画を鋭意準備中です。
その存在が本当に必要かどうか、是非ご参加頂いてご判断ください!
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。