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民主型 リーダーシップ

みなさまこんにちは!

本店部会 三方 覚 です。

 

11月になり、早いもので今年の残りを意識する時期になりました。

年賀状を書いたのはつい先日のように一年は早く感じます。

 

今年の春には第21期が始まり、今日まで様々な事業が開催されました。

 

先日の第2回リーダーシップ研修事業では、歴史上の偉人の一人として「渋沢栄一」が紹介されました。

 

 

渋沢栄一は、自己の利益を追求せず、周りの人の意見を積極的に取り入れ、部下に主体性を持たせた「民主型」のリーダーシップスタイルと教わりました。

加えて他5名の偉人たちを例に様々なリーダーシップスタイルがあることを知りました。

 

振り返れば今年の4月、新元号と同じタイミングで発表された新紙幣の一万円札の人物はその渋沢栄一でしたね。

 

渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれ、明治の時代に日本がヨーロッパのような近代化を目指し、後世に残る銀行や鉄道、電気、ガス、不動産開発、物流など約500もの企業の設立に関与したことで有名です。

 

それだけでなく教育や福祉などの社会活動にも尽力し、「論語と算盤」を代表する商業道徳の重要性を説きました。

 

渋沢栄一は「国の力を高めたい」、「国民の生活を良くしたい」、「持続可能な世の中を」と常々考えていたそうです。

 

目に見える功績の大きさも素晴らしいですが、とても未来志向でさらに利他のこころを強く持ったまさに「民主型リーダーシップスタイル」の偉人です。

 

100年以上も前に渋沢栄一が「持続可能な世の中を」と考えていたことに驚きです。

私たちが生きている今、利益だけでなく社会や環境も考えることが重要という社会の流れに通じるものがあります。

 

思い起こせば第19期においての学びの指標が渋沢栄一の説いた「論語と算盤」でありました。

経営者は道徳と数字の両輪を重んじることを学んだ2年間でした。

 

渋沢栄一の偉業によって築かれた経済の土台。

それらにより今の私たちの暮らしがあると考えると新しい一万円札は大切に使おうと思えてきます。

 

そのような思いを巡らせてくれた先日の第2回リーダーシップ研修事業でした。

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この記事の作成者:副幹事長 三方

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。