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月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり 監査幹事 上田(洛北)

月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり

松尾芭蕉『奥の細道』序文。
月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。という意味。


皆さま、10月いかがお過ごしでしょうか? 監査幹事 上田(洛北)です。
社会にとっても自分にとっても激動の年となった2020年も気付けばあと2か月とちょっと。
過去のデータが通用しないほどの変貌した日々、弊社も前例にとらわれず四苦八苦しつつ新たな経営方針を模索しております。
この状況だから気付けたこと、見つめ直すこと、改善できること、それくらいはこの先のメリットにしていかなければと思う日々です。

先日、「だいぶ前、川じゃぶじゃぶ楽しかったなー」と娘がした夏の川遊びの話に対し私は「それこないだやん」と答えハッとしました。

生きてきた年数が違えは同じ1年でも体感で時の流れは5歳の子どもの1年は人生の1/5、40歳の大人では1/40。
なるほどな、体感時間が違うのかと妙に納得してしまいました。

気付けば私もJOCに入会して10年の月日が経ちました。

44歳弱の人生から言うと1/4ほど。色々と自社に持ち帰りたいこと、立場が変わったら実行してみたいこと、反面教師にすべきことなど経営者としての経営スキルから所作、力を合わせて1つのことに取り組む姿勢、参考になることから不条理も含め、たくさん学ばせていただきました。

10年ひと昔というように振り返れば技術は進化し概念は覆されます。10年前と言えばスマホも主流じゃなかったしWi-Fiって何?聞いたこともないレベルでした。(というよりWi-Fi環境自体がそこまで整っていなかった)

改善であるか改悪であるかは別として、慣れ親しんだことから新しいやり方に変わることは概念が凝り固まっていてはそう簡単なことではありません。

文化や習慣なんかも先端技術により生活スタイルから変わってきますしもちろん考え方も変わっています。

近頃の若い者は・・・というキーワードが出るのは凝り固まった概念に縛られ、自ら置いてきぼりになってしまっていること。できるだけ使わずそういう考え方もあるんやねと受けとめるようにしています。

第21期テーマ「10年先を共創する」

このテーマが掲げられた1年後にまさかコロナでこんな状況になるとは思ってもいませんでした。
これも予測できないことへの対応力が問われる事柄となりました。

JOCは第20期で40周年を迎え現在、42年目。これまでもたくさんの困難を乗り越え現在に至ります。
長く続くものには良き理由があるからこそ、時代が変わってもその理由をこの先も大切に守り良きものは踏襲し悪きものは反面教師にし、散々だった第21期もこれからの糧に永続していってほしいですね。

 

第21期も残り1/4ほど。本当に時間が過ぎるのは早すぎます。
一昨年、昨年、【現在】、来年、再来年

あの時、○○やったな~ この時△△やったな~と振り返える。
それぞれに思うことがあったしこの先も同じように思っていくのでしょう。
過去を振り返った時、今の自分を自己の成長の物差しとして1センチ、1ミリでもいいので日々、高みを目指し精進し生きていきます。

高ければ高い山の方が登った時、気持ちいいもんな。

9月に登った伊吹山。険しい山道を登り切った先に見えた素晴らしい景色。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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この記事の作成者:監査幹事上田

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。