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【会員紹介 Vol. 014】 洛中部会 須田 真通さん

洛中部会、JOC21期・例会委員長の須田真通です。
1980年5月15日生まれの心技体揃っておじさんです。
15期の入会ですが存在感なくひっそり長いこと在籍しています。

 

Q:会社名・仕事内容及び自社の強み、仕事に対する思いをお聞かせください。

A: 株式会社大興製作所
石英ガラス、というと初めて耳にされる方がほとんではないかと思います。
ガラスには実は色々な種類があるのですが、その中でも石英ガラスは「ガラスの王様」と呼ばれたりもするような特殊なガラス素材です。
高い耐熱性(セ氏1000度以上でも安定、ちなみに窓ガラスなどの素材は約200~300度でドロドロ)、耐薬品性(硫酸などの強酸性薬液や腐食性ガスにも溶けにくい)、低熱膨張性(温度でほとんど伸び縮みしない)、幅広い光透過性(紫外線から赤外線まで高透過率)などなど、ガラスだけでなく他の金属やセラミックなどと比較しても素晴らしい特性を持った素材です。
そのような特性を持ったガラスを使い、最先端の研究をされている大学や公的研究機関の研究者の方、企業で開発をされている技術者の方からご依頼を頂いてオーダーメイドで様々な形状の石英ガラス製品をご提供するのが我々の仕事です。
さすが「王様」だけあって加工するのも大変な素材なのですが、弊社は石英ガラスを色々な方法で加工する技術を保有していますので、研究者や開発者が必要な幅広いご要望に一品一品お応えできます。
1952年に祖父が創業した企業を継承しており私で3代目ですが、「千年続く企業」を目指しています。

 

Q:仕事以外でいま自分が一番熱くなれるものは何ですか?またその面白さを教えてください。

A:なんでしょうねぇ・・・ずっと音楽好きで自身で演奏してたのもあり、ちょっとマイナーなバンドやミュージシャンを探して自分的にヒットした時はムフフってなりますね。

 

Q:自分が成長できるように常に心がけていること、または自分ルールを教えてください。

A:思い切って冒険してみること。良いものを見たり聞いたりすること。ちょっとだけ日常を横に置いて、少し先のことを考えること。

 

Q:好きな言葉、座右の銘、または人に言われてご自身に一番響いた言葉があれば教えてください。

A:

“Success is a continues journey”  旅っていいですよね。
“一人だと早く行ける、みんなとだと遠くへ行ける” やっぱり旅好きみたい笑
“キカイと人間の違いを考えよう” 手織り作品を単なる工芸ではなく芸術として再認識させた、城みさを(「さをり織り」創始者)という方の言葉です。1969年という時代と合わせてもなお鮮烈。

 

Q:成功、失敗、喜怒哀楽など人生で一番印象に残っているエピソードを教えてください。

A:才の無さを理由に音楽やめちゃったことでしょうか。若かったなぁ。

 

Q:尊敬する人。またその理由を教えてください

A:祖父、祖母、父、母
祖父祖母は私自身の性格に多大な影響を与えてくれました。仕事的な部分もしつけ的な部分も遊び的な部分も。父方も母方も4人とも茶目っ気たっぷりで。
父母を尊敬し出したのは最近です笑、子供が生まれてからですね。

 

Q:これなら誰にも負けないと思うことを教えてください。

A:世の中には上がいるもんだ、私よりすごい奴が絶対いるはずだと思う質ですので・・・そういえば神社参拝(二礼二拍手一礼とか)は結構うまいです。

 

Q:学生時代に頑張ったことや学んだことを教えてください。

A:中学高校ではサッカー、音楽、読書。あ、読書は頑張ってないですね、学校サボる口実でした笑
最近ですが、3年半ほど大学院の博士課程に行ってました。学位取得のための論文執筆やら公聴会やらモロモロ頑張りました。初めてちゃんと勉強しました。

 

Q:いま繋がりたいと思っている又は気になっている業種や職業を理由と一緒に教えてください。

A:天文学・宇宙開発の研究者の方や開発者の方。最近の私自身の仕事の影響もありますが、宇宙に関する仕事やそこから派生する技術、市場がこれから50年くらい面白い仕事になるんじゃないかなぁと思っています。
あと、学校などの教育機関の方やその研究者の方。これだけ価値観の変化が激しい中で、何を依り代として学びを提供していくのか、とか。どんな人を育てたいと思っているのか、とか。具体的な場づくりの手法とか。

 

Q:夢を教えてください

A:研究者や開発者の方ってちょっと変わった夢やビジョンを持っている方が本当に多くて。でも、もしかしたらそれが世界を変えていくのかも知れないと思っています。世界中にいるそんな変わり者さんたちの夢を叶えるお手伝いができれば十分楽しいです。

 

Q:人に関わる時に大事にしていることは何ですか?

A:私自身昔から個人行動、一人遊び好きな質というのもありますが、相手の人が過ごす個の時間をできるだけ大事にしながら接することでしょうか。

 

Q:なぜ起業もしくは会社を継ぐと決めたのか教えてください。

A:実は明確に継ぐ意思があった訳では無く、したいことも大して見当たらなかったため、会社に入ってみた、というなんとも不純な動機です。継ぐと決めたのは、会社に入ってみたら仕事が面白かったから、が正確なところでしょうか。
ブログや体験談ではなく、何事もやってみないと分からないよと今の就活生に上から言いたい笑

 

Q:自分を一言で言うならば?またその理由を教えてください。

A:「優柔不断」
色々楽しくてついつい手が多くなってしまいます。頻繁に回収し忘れてるやつとかあってよく怒られます。でもたまに残してた手が活き筋に変わったりしてそれも楽しくて。欠点とは思ってません笑

 

Q:おすすめのリフレッシュの方法を教えてください。

A:歌舞伎、落語、銭湯。じいさんか笑

 

Q:10年後の自分に向けての言葉

A:二十は春、三十は夏、四十は秋、10年後は数え五十になりますので「そろそろ冬支度」

 

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この記事の作成者:広報委員長 櫻井

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。