京信JOC(ジュニア・オーナー・クラブ)

Report事業報告

【事業報告】令和7年度 第1回 国内・海外研修事業 これから始める生成AI活用セミナー~ビジネスに活きる最新ツールと成功事例~ 

カテゴリー:国内・海外研修委員会ピックアップ

事業名  

令和7年度第1 回 国内・海外研修事業 これから始める生成AI活用セミナー 
~ビジネスに活きる最新ツールと成功事例~ 

開催日  

令和7年7月2日(水) 18:00~20:00  

開催場所  

コミュニティ・バンク京信 本店 3F  京信ホール 

参加者 

 JOC会員 :129名  
京都信用金庫役職員様 : 14名  
合計 : 143名  

 

皆さんこんにちは、国内・海外研修委員会 川並大樹と申します。 

上記のとおり、京信ホールにて「国内・海外研修事業 これから始める生成AI活用セミナー」を開催いたしました。 

お忙しい中、ご出席いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。  無事に事業を終えることができたのも、皆様のご理解とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。 

 

今回の研修事業はテーマは「ビジネスに活きる最新AIツールと成功事例」  

AIのプロである株式会社Uravation 代表取締役CEO 佐藤 傑氏をお迎えし、JOCメンバー2名(後述)にも登壇いただき、「実務上での活用方法も実践しながらAIに対する知識を深める」ことを狙いとして開催しました。 

概要にはなりますが、「これから始める生成AI活用セミナー」の事業報告をお届けいたします。 

まずは、国内・海外研修委員会 加納ビナ委員長による開会の挨拶でスタート。 

 

そして、株式会社Uravation 代表取締役CEO 佐藤傑氏による講演が始まります。 

  • そもそもAI生成とは? 
  • AIモデルの具体的な違い 
  • 生成AIのトレンド 

など、スライドで丁寧にまとめられており、AIになじみのない参加者でも非常にわかりやすい導入だと感じました。

 

経営者がひしめく空間で、物怖じせず丁寧に自分のペースで発表されていたのが印象的でした。 佐藤さんからのAIに対する概要説明の後は、

国内・海外研修委員会 株式会社Casie 取締役 清水宏輔氏

国内・海外研修委員会 副委員長 株式会社アナテックヤナコ 専務取締役 桺本頌大氏

お二方によるプレゼンテーションへ。 

 

まずはChatGPTを活用し、 

「受信した英文メールを翻訳し自動で日本語+英文の返信用メール本文をAI生成する」デモを披露。 

プロンプトを入力すると、それ以降は一度もキーボードに触ることなく、 あれよあれよという間に返信メールが作成される様子に驚かれた方も多いのではないでしょうか? 

次は話題のGoogle AIサービス「NotebookLM」を活用した実演デモ。 

代表幹事 杉本 礼江さんの”熱い想い”がこもった1時間超のYoutubeインタビューもリンクをAIによって要約され、すぐに要点を知ることができるようになる、という内容でした。 

 

どちらも仕事のみならず、趣味やプライベートな場面でも活用しやすいツールであるため、 

AIって便利だな」というのがわかりやすく伝わったと思います。 

また、Notebook LMを社内マニュアルとして活用していた例も印象的でした。 

実際に株式会社Casieでは仕事内容や社内規定を落とし込みカスタマイズしてあるため、「○○について教えて」と聞くと、すぐに該当の内容を要約して教えてくれるというイメージ。 

これまで定番だったOJTだと、「先輩の社員に質問しにくい」というのはよく聞く悩みでした。

しかし、「AIなら遠慮せずにすぐ聞ける」というのも人工知能ならではの大きなメリットで、 これさえあれば、新人でもすぐに新しい仕事になじみやすいのでは、と感じました。 

 

リアルタイムな生成AIデモのため、専門的なワードや複雑な操作が出た際は、桺本さんのフォローや解説が入り、普段AIに馴染みがない方でも理解しやすい内容でした。

ほぼ本番一発勝負のアドリブにも関わらず、息ぴったりのお二人でした。 

 

そして再び、佐藤 傑氏による実演デモへ。 

刻々と移り変わるAI業界での最新事情や、より実践的なAI活用方法の紹介等をしていただきました。 

特に印象に残ったのは、「Claude Codeを活用し、AIに京都駅周辺のおすすめのお店を食べログで予約させる」というデモの実演。 

まるで人が操作しているかのように、次々とブラウザのページが開かれ、指定条件に合うお店の予約ページにたどり着く様子には未来を感じました。 

最後は参加者から頂いた質問に回答していくコーナーへ

  • それぞれの実務での具体的な活用方法 
  • AIモデルの使い分けの見極め方 
  • セキュリティーに上での懸念について 

参加者も前のめりになって、たくさん質問をして頂いたのが印象的でした。 

どの質問も質が高く、もう少し時間さえあればまだまだ紹介したいことはあるのに・・・ 

という思いがありつつも事業終了の時間へ。あっという間の2時間でした。 

私自身、正式な研修事業を開催するのは初めてでしたが、 メンバーみんなの力をあわせ、無事に研修事業を終えることができました。 

参加いただいた皆様、改めて感謝申し上げます。 

 

この事業報告を読んでいただいた皆様に最後に一つだけお伝えします。 

お気づきの方も多いかと思いますが、 やはり実際に手を動かしAIに触れることでしか見えてこない部分もあるため、イベントに参加するだけで終わらせず、仕事・プライベート問わず活用してほしいと思っております。 

まずは難しく考えずに

  • ChatGPTに普段疑問に思った気思ったことを聞いてみる 
  • 今聞いている洋楽の歌詞の解釈を聞いてみる 
  • バレーボールブラジル代表の特徴や弱点を聞いてみる 
  • プレゼン資料用の画像を生成してみる 
  • 武村幹事長の熱意のこもったYouTubeのインタビュー動画をNotebookLMで要約し概要をつかむ

というところから始めてみてはいかがでしょうか? 

以上、国内・海外研修委員会の事業報告でした。 

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