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西陣・北野部会 部会長インタビュー
カテゴリー:西陣・北野部会
西陣・北野部会 株式会社NEKST 柴崎 良太さん
― 経験から学んだ「導く力」、戦略的選択の先に描く京都の若き才能の未来 ―
プロフィール
高校1年生のアルバイトから始めて、通算で13年、日本マクドナルドで人材育成と店舗経営を学び、その後、住友林業での営業経験や学習塾での勤務を経て2019年に独立。現在は京都市内で「ECCベストワン」という個別指導塾を2校舎(下鴨・北山)運営されています。
JOCには第22期の後期に入会し、現在は西陣・北野部会の部会長として、理論と情熱を併せ持ったリーダーシップを発揮されています。また、本部ではJOCビジネススクールのリーダーとしても活動されています。

会社と事業
信頼を担保する「ブランド」と、想いを貫く「オーダーメイド」
柴崎さんはあえて個人塾ではなく「ECC」のフランチャイズを選択。そこには明確な戦略がありました。
「学習塾経営において、一番大切なのは、講師の質と量を確保すること」
「柴崎塾」という無名な看板では、特に地方から京都に来た大学生講師や保護者から「よくわからないところ」と敬遠されるリスクがあると考え、「採用と集客における信頼の乗車券」として大手ブランドを掲げつつ、塾が飽和している京都市内で塾としての出店余地があり、英語教育改革の波に乗れるECCを選ばれたのは、鋭い経営感覚の賜物と感じました。
事業内容は、生徒一人ひとりに寄り添う個別指導塾。
これを「目的地を自由に選べるタクシー」と例えておられました。
集団塾という「バス」では対応しきれない細かな”つまずき”を、延べ年間360時間にも及ぶ面談を通じて丁寧に解消していきます。「一見、非効率に見える『手厚い面倒見』こそが、他社には真似できない口コミを生み、経済合理性に繋がる」という哲学により、開校3年目で京都府内1位、全国トップ10入りという快挙を成し遂げられました。








部会活動
学びと文化が交差する、西陣という「居場所」
今期の西陣・北部会では、「学び」と「文化」の2年間を掲げています。
1年目は経営課題に踏み込んだ研修を、2年目は西陣の歴史や伝統文化に触れる活動を計画。
「スモールな場だからこそ、悩みも本音で語り合える」という柴崎さんの考えのもと、部会は常に7割近い高い参加率を誇る温かなコミュニティとなっています。
部会運営においても、マクドナルド時代に学んだ「信頼(目線を合わせる力)と尊敬(卓越した専門性)」というリーダーシップの公式を体現し、性別や年齢を問わずフラットに高め合える場を作り上げています。




JOCでの経験
孤独な経営者を支える「一生ものの同志」
JOCに入会した当初、柴崎さんが求めていたのは「社長の孤独感」を共有できる仲間の存在でした。
入会後すぐに第23期組織力向上委員会の副委員長を任され、現在は同志社大学での3週連続プロジェクトを成功させるなど、未知の領域に挑む中で多くの気づきを得られました。
「ここで得た広い視野や例え話の引き出しは、本業の面談の深みとして確実に還元されている」と語る通り、異なる業界の経営者と切磋琢磨する時間は、単なる交流を超えた「人間力を磨く修行の場」となっています。






今後の展望と新入会員へのメッセージ
循環する成長の輪
今後の展望として、「教育の循環」をさらに強めていくことを目指しています。
現在、講師の約3分の1は元生徒であり、かつての教え子が社員として入社しています。
「10年以上前に生徒として出会った子が、今は共に働く仲間となっている。これこそが塾経営の醍醐味です」と語るその表情には、地域に根ざした教育者としての誇りが滲みます。
——新しくJOCに加わる仲間へ。
「JOCには多様な目的を持つ人が集まっており、必ず気の合う仲間が見つかります。経営にとっても人生にとっても大きな財産になる場所ですので、迷ったらまずは一歩、踏み出してみてください」と優しくエールを送ります。
取材後記
取材を通じて印象的だったのは、柴崎さんの「ブランドという戦略」と「対話という情熱」の見事なバランスです。効率化が叫ばれる現代において、あえて時間をかける「非効率な対話」を武器にするそのスタイルは、まさに教育の原点なのだと感じました。
京都の未来を担う若者たちにとって、柴崎さんは目的地まで共に走り続ける、信頼できるドライバーなのだと強く感じました。
コミュニティシェア委員会
インタビュー&記事作成:八木
撮影:林
SpecialThanks:玉木
