みなさん、こんにちは東九部会のどんぐりの木村です。
東京出張の際、携帯電話でエクスプレス予約を使って新幹線のチケットを購入します。
この時、席番リクエスト機能を使って、11号車12番Aを予約します。
のぞみ700系新幹線で、グリーン車以外で、4列シートになっているのが、唯一、11号車の12番、13番です。
そして、11号車12番Bにだけ、車椅子などを固定するベルト設備があります。
この設備を利用する為、11号車12番Bには、車椅子の付添いの方やベビーカーを持つお母さんが乗車されることが多くあります。
この方々は、手荷物も多く、車の持ち運びなど、大変、不自由にされておられます。
僕は、こういう方々が乗車されてこられたら、荷物の持ち運びを手伝い、自分の席をお譲り致します。
僕がいないことで、京都と東京の区間、有効なスペースが生まれます。
誰も座ることのない元僕の席に、小さなお子様を座らせたり、大きな荷物を置くことも出来ます。
広い新幹線、僕一人が座るスペースなんか山盛りあります。
東京に行って電車に乗っても、車両の端にある優先座席の近くに立ち、お手伝い出来ることは、極力、おこないます。
明らかに、シルバーじゃない、関東在住のハナタレ坊主くん や パッツンまつ毛のギャルちゃんが優先座席に座っていたら、優しい京都弁で注意します。
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者で有名な阪本教授によると、バスや電車で障害者や高齢者の方々に席を譲る人は、イギリス人が約60%、アメリカ人が約50%に対し、日本人は18%だそうです。
誰でも幼い子供だった過去があり、誰でも必ず高齢者になります。
突然の不幸で、身体が不自由になる可能性も全ての人にありえることです。
自分一人が出来ることは、とても小さいことですが、小さいことだからこそ、誰でも、いつでも出来ると思います。
「因果応報」 僕の大好きな言葉のひとつです。
木村さん
良い話しです。僕も結婚して、妻が妊娠して、子供が出来て、公共交通機関を時々利用しますが、無関心な人の多さに正直驚いています。
経験の少ない子供達はともかく、自身も通って来たであろう大人達の利己的過ぎる態度に日々苛立ちを覚えています。
JOCに入っていなければ、こんなに公共交通機関を利用することも無かったでしょうし、こんなことに思いが及ぶことも無かったかも知れませんので、僕も何かの形で表現できたら良いなと思っています。