役割とバランス |
writer:馬籠昭典
12.07.13
先日、大阪に安蘭けいさん主演ミュージカル『サンセット大通り』を観に行ってきました。
舞台や映画の物語を作るにあたり3つの役割があるそうです。 ストーリーテーラー・シナリオライター・ギャグメーカー。 それぞれに担当が居る場合は勿論ですが、一人で制作にあたる場合もこの3つの役割を意識する必要があるようです。 シンプルで分かり易いストーリー、気の利いた短いセリフにオーバーアクション、そして物語を印象付けるアクセントとなる笑い・驚き・涙。
売れる商品や流行は当にこれを踏まえていますよね
ある和菓子屋さんの看板商品のキャッチフレーズが「種子島の鉄砲と共に伝来した芋で作られました」これ、ちょっと笑えませんか?本当か嘘かは分かりませんが興味を引きますよね
JOCでいえば代表がストーリーを考え、幹事会でシナリオを作り、委員会がギャグを考えるって感じですかね。
『サンセット大通り』はサイレント映画時代に一世を風靡した大女優の晩年を描いたサスペンスタッチのものでした。 過去の栄光に囚われたままの哀れな女優の姿が描かれていました。
時代に取り残されていることを受け入れられず、昔のままで通用すると思い込んでいる姿は意外に身近でも目にすることがあります。
経営者として、時代の流れを追うことは大切です。しかし、長く続けるにはそれと同じくらい時代に左右されない部分を大事にしなくてはならないように思います。
ゴルフのフォームも動かす部分と止める部分のバランスが良い人は非常に滑らかなスイングに見えますよね。
何事もバランスが大事ですね。
公演終了後にはバックヤードにも入れて頂けたのですが、華やかな舞台とその裏側は対照的でまるで事業当日と毎月の委員会や幹事会のようでした。
今月24日・25日は浜松で恒例のビジネスマッチングフェアが開催されます。 浜松へ経営者として動かす部分、時代の流れを感じに行ってきます!!
そして来月は研修WEEKとして22日・28日に理念創造と実務研修の事業が開催されます。 こちらでは動かす部分と止める部分のバランスが学べると楽しみにしています。
暑い夏、体だけではなく頭も心も熱くなりたいですね!
まごめ |
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