~特攻花~ |
11.09.09
JOC会員の皆様、こんにちは池上です。
本日、とても印象的な女性フォトグラファーさんのご講演を聴きに大阪へ行って参りました。
その女性フォトグラファーとは、 仲田千穂 さんです。
成安造形短期大学時代に、鹿児島県喜界島に咲く、特攻花(テンニンギク)に 興味を持ち写真を撮り始め、それ以降は毎年撮り続けているという女性です。
特攻花とは・・・・・・・ 『太平戦争末期に九州と沖縄の中間に位置する喜界島は九州(鹿児島知覧)から 出撃する特攻機の中継地点があった。自らの命を犠牲にして沖縄戦に向かう若い特攻隊が 最期に飛び立った場所が喜界島だった。 夜明け前に特攻出撃する若い隊員たちに、地元の娘たちは野の花を贈っていた。 隊員たちは「花も一緒に散っていくのは忍びない・・」との思いからか、空から花を落とし 別れを惜しむように沖縄に向かった。また、ある隊員は、何かを願うように滑走路に そっと花を置き、静かに沖縄に向け飛び立っていった。 その花の種が風に舞い、60年を経った今も、毎年飛行場跡に咲き続けている。 島の人たちはこの天人菊(テンニンギク)をいつしか「特攻花」と呼ぶようになり、 平和を願う花として今でも大切にしている。』
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とてもお話のし易い方でした
それにしても、若い学生時代に戦争について興味を持ち、大阪から喜界島へ一人で 行くなんて!
とても行動力と心の熱い方だなぁと感心です。また、10年間継続して写真を撮り続け、 今では語り部から聞いた戦争の真実を写真を通して、世間に伝えているというとても素晴らしい方です。
「撮りたい写真だけでなく、撮らなければならない写真を撮って行きたい・・・・」
仲田さんの言葉には、経営者にも通じるメッセージが込められているように感じました
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コメント(2)
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しばらくお待ちください。
中谷さん
コメントどうもありがとうございます。
>特攻花(テンニンギク)も 人の優しさ 我々の情熱も
>最後の2文もグッときてしまいました。
me too です。
企業人して共に頑張りましょうね。
池上代表こんばんわ^^
哀しい事や大変な事、大事があった時
人は学び反省もし、そして力を合せ乗り越えます。
時がたち 少しづつ薄れてしまうのも哀しいですがあるように
おもいます。 咲き続けてほしいですね
特攻花(テンニンギク)も 人の優しさ 我々の情熱も
最後の2文もグッときてしまいました。
教えられ 私もよく言います
「したい事より、せなあかん事を先にやろう!」
難しいですが・・・・・少しは出来てるのかなと。