越南 |
writer:木谷健一郎
11.11.24
みなさま、こんにちは、木谷です。 すっかり冬らしい気候になってきましたね。 急激な気温の変化に対応するのが年々難しくなってきます。 皆様、風邪にはお気を付け下さい。
さて先般、京都信用金庫様が企画された「ベトナム視察旅行」へ参加して参りました!
私の会社も中国に生産拠点があり、物づくりをしておりますが、後工程は労働集約的な仕事であり、年々上昇している人件費もネックですが、
しかし、チャイナ+1と叫ばれる昨今、ホットなベトナムも肌で感じておかけれければ、って事で「3泊5日」の強行スケジュールでしたが、
訪れた都市は、ホーチミン(南部)と首都ハノイ(北部)です。
既に行かれた方はご存じですが、とにかくバイクが多い事。自動車の普及は先だと思いますが、庶民の足はモーターバイクです。通勤ラッシュ外でも沢山走ってます。噂では、家に居ても暑いだけやから、バイクに乗って周回している人もいるとか。。。
ホーチミン市の人口は約800万人、登録されているモーターバイクは約500万台のようです。人口の中には運転出来ない人口も含まれているので、2~3台/一人の所有になるんでしょうか?
金曜日の週末、花金?は家族や友達、カップルがバイクに乗って繁華街に繰り出します。
ベトナムの人口は8600万人、平均年齢は27.4歳!面積は日本の87%、ちょうど九州地方を除いた大きさです。 そしてホーチミンは商業都市、ハノイは官公庁が集まっており、また工業都市の色合いが強いようです。 日系駐在員の方々から見ると、生活をするには、圧倒的にホーチミンが暮らしやすいようです。
街を見渡しても、まだまだインフラが整っておらず、とくに首都ハノイはODAによる都市開発が盛んに行われております。
しかし、ホーチミンもハノイの旧市街地は、フランス統治時代の面影が残っており、良く言えば小パリな感じです。
交差点はラウンドアバウト形式も良く見かけますが、信号が少なく、歩行者が対岸へ渡るには慣れが必要です。
訪問させて頂いた企業様には、約10年前に進出された企業様もあれば、まだ半年の企業様もあり、本音の苦労話も伺える事が出来、大変有意義でした。
写真左はハノイからクルマで40分走った「タンロン工業団地」の入口です。
右の写真は、長屋形式の500m2のレンタル工場内です。(KANAYAMA PRECISION VIETNAM CO.,LTD様)
ここには中小企業が10社入居されており、すでに完売しておりました。
また、ハノイ日本語アカデミー様では、学生さん達とコミュニケーションも図れました。なぜに日本に興味があるのか聞いてみると、ドラえもんが好きでずっと見ていた、と。今はワンピースが人気のようです。 そして韓国や台湾企業に比べれば、家族的である事、としっかりリサーチされていました。
これから数年の間、ベトナムへ進出する企業は増えると思います。タイの洪水の影響も後押ししていると思います。しかし何処へ行ってもリスクは付き物です。日本にいても災害は避けられません。そして円高により製造業の国内空洞化。。。
私の会社が取り巻く環境は厳しい時期が今後も続くと思われますが、東南アジアの活況を肌で感じると、それだけでも元気が出てきます。
最終日の午後、ようやくフリータイムが得られたので、ハノイを市内観光しました。そして学問で有名なお寺を訪れましたが、 強行スケジュールの疲れも吹っ飛びました~(笑)
皆様に美しい写真をアップ出来なのが残念です。
最後になりましたが、ベトナムでは訪問を快く受け入れてくださった企業様(多数により割愛させて頂きます)、そしてこの視察旅行を企画して頂いた京都信用金庫様、ならびに旅行中私たちを安全に事故なくスムーズに案内頂いた東武トラベル様、本当にお世話になりました。誠に有難うございました。 そして次回、機会があるなら、ミャンマー・ラオス・カンボジアに行って見たいです。
きたに |
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