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平成24年度 JOC第一回本部例会 第一部講演会
writer:情報委員会:東 英一郎 12.05.26

平成24年度 JOC第一回本部例会事業報告

日程:5月23日(水)18:00~

場所:リーガロイヤルホテル京都

【第一部 講演会】 (参加者:152名)

 

司会:寺尾智之(例会委員会・長岡部会)

 

【池上代表幹事挨拶】(要旨)

本日は、本部例会に多数ご出席いただき、ありがとうございます。

先月、アメリカのLAに行ってきました。LAから30分ほど行くとシリコンバレーがあります。そこには、FaceBookやApple、Googleといった今をときめく企業があります。

そこでは、新しいことを始める時、「とにかくやってみよう!」という考えで、何かあればその都度修正しながら進めていくというスタンスです。

一方、日本では、何かを始めようとすると、「あれはダメ、これはダメ。」というふうに、検討すると言いながら結局何もしないと言われています。

噂ではAppleには、マニュアルがないそうです。マニュアルを作っている間にも状況はどんどん変わっていくので、先に述べたようなスタンスで対応していくのだと思います。

本日の石毛先生は、日本で初めて独立リーグを立ち上げられた方で、「とにかくやってみよう!」というタイプの方だと思います。

そのようなお話が聞けるのではと楽しみにしています。

 

 【講師略歴】

講師:石毛 宏典氏

市立銚子高校~駒沢大学~プリンスホテルを経てドラフト1位で西部ライオンズ入団(1981年)同新人王獲得

シーズンMVP、日本シリーズMVP、ベストナイン、ゴールデングラブなど受賞多数

現役引退(1996年)後は、MLBでコーチ留学を経て、福岡ダイエーホークス二軍監督、オリックスブルーウェーブ監督を歴任

2004年には、株式会社IBLI代表取締役就任、四国アイランドリーグ設立

同株式会社Be You Corporation設立

1998年愛媛マンダリンパイレーツシニアチームアドバイザー就任

同城西国際大学客員教授就任

 

【講演内容】(要旨)

講演タイトル:「私の挑戦~心を鍛えて強くなれ!~」

まず初めに、現在の日本球界、海外で活躍する日本人選手について触れたいと思います。

新監督や新人選手が注目される中、ベテラン選手の活躍が目立ちます。

大学の先輩である、中畑監督がコミュニケーションの大切さを訴えています。また、マナーやモラルの大切さも同様です。

中畑監督がサングラスをかけているのを見たことはありません。

人と話をするときは、目と目を見て話せと教わりました。

リーダーのタイプには色々なタイプがあると思いますが、中畑監督のように、喜怒哀楽のあるわかり易いタイプの方が、選手にとっては親しみやすいのではないでしょうか。

海外MLBに行った選手についてですが、成功した選手は、それだけの選手であり、成功しなかった選手はそこまでの選手だったのでしょう。

 

 

私は、現役を引退したら、アメリカに行きたいと思っていました。

本場のベースボールを知りたいと思い、ドジャースで勉強しました。

その後、MLBでコーチの話もありましたが、既にダイエーの二軍監督の話が決まっており、残念ながらお断りしました。

一時期、Jリーグのスタート時、野球人気に陰りが出たといわれましたが、実際、少年野球を初め野球人口は増えております。

その反面、私のように、講演をしたり、TVに出たりする者もおりますが、そのギャランティは、年々減少しております。

そんな中、元プロ野球選手が借金を苦にして自殺をしたり、犯罪を犯して懲役刑を受けたりということが起こっています。

同じ苦労をした仲間、同じ釜の飯を喰った仲間から、そういう人を二度と出したくないという思いからプロ野球OBのセカンドキャリアとしての雇用を図っていきたいと思いました。

また、今まで野球で培ってきた情熱で、モラルの低下に歯止めをかけたい。地域の活性化を図りたいといった思いもあり、四国で独立リーグを立ち上げることにしました。

そして、独立リーグを経て、プロ野球に行ける選手を育てたい。野球以外の時間を四国の一次産業に当て、地域の漁業・農業を支えたい。

 

プロ野球やMLBで活躍する選手は、一握りですが、その選手達は、生まれた時から一流選手だったわけではなく、人の何倍も走り込みや、素振りなど練習を重ねてきたんです。

練習をすれば上手くなります。上手くなると楽しくなって、もっと練習します。この時間を私は「努力」と言います。

それを習慣にしてあげるのが指導者の勤めです。

 

独立リーグの立ち上げには様々な苦難や紆余曲折がありました。

みなさんが、今の地位や生活を得るために、相当の時間を費やし、何かを我慢し、何かを犠牲にしながら それこそリスクを覚悟して、立ち向かった時代があったはずです。

その時の気持ち・志を今一度思い起こしていただいて、標なき道をきっちりと歩んでいただきたいと思います。

今後のJOCの発展を心よりお祈りいたします。

 

【長野副代表幹事謝辞】(要旨)

石毛先生、本日はありがとうございました。

我々も経営者として、日々精進しているところではありますが、野球を通じての、リーダーとしての挑戦のお話、大変参考になりました。

今後とも、お体にご自愛いただきまして、変わらぬご活躍をお祈り申し上げます。

 

【例会委員会】

委員長:戸田雅伸

副委員長:平井隆夫、藤田好紀

委員:上西宣好、大橋義之、小木曽元、加藤文登、金子雅英、木村和央、木村雅博、須藤隆正、玉村和之、寺尾智之、村越昭将

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