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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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洛南支部 第一回勉強会

10.07.06

洛南部会 池上です(≧∇≦)

 

先日6月17日に洛南部会第一回勉強会を開催しましたのでご報告いたします(≧∇≦)

 

 

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場所は京都信用金庫西宇治支店にて、当日は40名弱の方々にお集まり頂き、勉強会を行いましたヽ( ´ ▽ ` )

 

講師は京都信用金庫 中田常務理事が洛南部会の総会の席で「おっしゃ、第一回は俺がやったる( `∀´)ノ」と名乗りを上げて頂きしていただく事になりました(≧∇≦)

後日部会長と二人で打ち合わせに行った時に「俺そんなこと言ったか?(・ω・)酒の席やったしなあ( ´ ▽ ` )」と仰ったのは内緒です

 

 

 

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終了後は皆さんとお食事会へヽ( ´ ▽ ` )

楽しい勉強会となりましたヽ( ´ ▽ ` )

 

rakunan061703

 

 

 

 

 

 

今回の講義報告に関してですが、私池上が講義内容をノートにまとめ、それを常務に修正して頂くという形を取ったため、A4用紙に5枚と言う長文になってしまいました。

その為、今回で全て乗せず、3回ほどに分けて載せて行きたいと思います。

 

私が感じた事としましては、正直最初に常務理事が講師をすると聞いた時「それほど大げさなものにはしたくない。もっと小さな範囲で、こじんまりしたいのに」と思っておりました。

また中田常務理事に於きましても、我々とは住む世界が違う、大企業のお偉いさんなんだ。と、一歩引いた感覚で接しておりました。

 

結果から申し上げます。やって本当に良かったです。心底感動しました。

とても親しみやすいお人柄であり、且つ人生の先輩として学ぶべきものを沢山持っておられる。この人の部下になる人は幸せだと思います。

熱い魂を持っておられる。なのに、前を向いてるだけではなく、周りの人への気配りも忘れない。

常務の話を聞くことが出来て、本当に良かったと思います。

 

以下講義内容は長文となりますが、私は書き写している間も何度も熱いものがこみ上げてまいりました。会員の皆様にも読んで頂ければ幸いと思います。

 

以下、講義内容

 

第一回洛南勉強会

「私の略歴書」中田常務理事

 

 私もアラカン(アラウンド還暦)と呼ばれる歳になりました。今までの自分を振り返り、私が気付いたこと、感じたことの中に皆さんと共有できることが有るかもしれないと思い、本日講師をさせて頂く事となりました。

 

1.すべて

 最初にお見せするのは、父と母そして姉と私が写っている自宅の前でとられた写真です。私が四歳の頃、55年前の写真です。この写真は私の宝物です。裕福ではありませんが希望に満ち、幸福感にあふれ、そして私にとって感謝の心がうかぶ写真です。今日お話しすることの全てはこの写真の前で展開されそしてまたここに還ります。(写真はプライベートな為、ブログに載せる事は出来ません)

 

2.アメリカ

 勉強嫌いで成績も良くない生徒でしたが、同じ町内にスパルタで英語を教える人が居られ、おかげで英語にだけはアレルギーがありませんでした。学生時代はバイトに明け暮れました。吹田万博の頃です。外国人がいっぱい泊まるホテルでバイトしていました。外国人に身近に接し彼らの考え方や行動にすごく興味を持ちました。就職をした京都信用金庫にはアメリカ1年研修と言う制度が有りました。四年以上の勤続という条件があったのに入社後一年半で申し込み、京都信用金庫はそんな私の思いを受け入れてくれました。(この社風は大事に守っていきます)そして入社3年目に1年間アメリカ、オハイオ州クリーブランドに行きました。その時、理事長から与えられた宿題は「友達を作って来い」ということでした。(こんな発想の研修は他では絶対無い、この社風も守りたい)

 アメリカでは新しい事を体験するチャンスがあればNOと言わず全部経験しようと決めました。当時珍しかった日本人と言う事で大変もてました。いろんな誘いを受けましたが欠かさずお誘いを受け、日本では経験できない様々な貴重なことを学びました。すばらしい人たちと出会いました。同い年のアメリカ人と一軒家をルームシェアし生活しました。

 

3.アメリカで学んだ事・・・人、家族、想うこと

 アメリカで学んだ事、そして最も影響を受けた重要な事は、「人」ということを考えさせられた事です。日本語で「人」と書くとそれぞれが支え合って成り立っている姿が漢字になっています。アメリカでは違います。「人は依存し会うのではない。自立していることが人として最も重要な価値である。」となります。アメリカで出会った多くの老若男女の方との会話、一人一人の生き様の中からこの事を教えられました。そして同時に一人一人が自立するからこそ大事なのは人と人との間の思いやり、コミュニケーションの交換だと言う事を学びました。家族は成長すると自分の自立を優先し遠く離れて住みますが、”I love you”と言葉で思いを表現します。明解に表現しあって、再会すれば抱き合う。自立しているからこそ人を想いやることに最大限の努力をするのです。少々オーバーに聞こえるかもしれませんが、常に相手に対する思いを言葉、表情で伝えていきます。友人にも”Always thinking of you”いつもあなたのことを考えているよという言葉を使います。アメリカ人はパーティをよくします。多くの場合パーティは飲みながら話すことに終始します。話す事が楽しい、面白いから集まるのです。こうした経験はその後の私の生き様の軸になっています。

 

4.アメックス・・・満足を超えると感動になる

 私はアメックスのゴールドカードに1983年から入会しています。毎年高い会費を払いながら何故アメックスにこだわっているのかを話そうと想います。

 32歳の頃、アメリカ出張に行く際JCBと提携していたアメリカンエキスプレスの期間限定カードを発行してもらったのですが、現地にて財布と一緒にカードを落とした事に気付きました。気付いたのが夜中の0時を廻ったくらい、クレジットカードをアメリカで落とすなんてとんでもないことになる、と不安でパニックになりました。とりあえず、イエローページでアメックスの番号を調べ電話しました。その時に相手から言われた第一声が「中田さん、貴方はカードを紛失された時に行う処置の中で一番必要な事を、今まさにされました。」この言葉で私はどれだけ救われたかわかりません。ホッとして電話を切ろうとした私に電話の声がこう言いました。「まだご旅行を続けられますね。貴方のお泊りのホテルから2ブロック行ったところにアメックスのオフィスがあります。そこで明日の朝9時には新しいカードをご用意しておきます。」安心させてくれた事だけで大満足でした。その後の言葉は涙が出るほどの感動でした。本気で相手を思い、相手の立場に立ったコミュニケーション、話し方をする。満足を超える感動がそこから生まれるということをこのとき身にしみて理解しました。

 

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コメント(1)


田中久喜さん

池上さーん!ありがとう!お待ちしておりましたーっ
僕は行けなかったので本当に残念に思っておりましたところ、
内藤監査幹事がレジメを送って下さったり、近く池上さんがまとめてアップして頂けるということを中谷部会長からも聞き、その時を待ち遠しく思っておりました!なんと嬉しいですー!早くも次回が楽しみです。よろしくお願いしますーっ!

このコメントに返信する |  2010年7月 7日 10:34