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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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ミスジ

09.06.05

 

ミスジ.jpg

 

皆さん、ミスジってご存知ですか?

最近何かとバタバタで、お久しぶりの西田です。

焼肉店は勿論ですが、最近は他の飲食店でも刺身用として登場してきます。

写真の上の方のだ円形の部分がそうです。

本体は、このような形をしていて、ここからミスジだけを取り、真中の太いスジを取り除いて刺身用や焼肉用としてよく使われています。

実は、これカタ肉なんです!

皆さんは、カタ肉と聞いてどう思われますか?

「何となく硬そう」「あまり高級部位ではないかも?」なんて感じておられませんか?

写真を見ていただいてもわかるように、キメが細かくて素晴らしい霜降りです!

食肉業界では、このカタ肉の事をうでと呼んでます。

牛なのにうで? と思われますが、肩の部分から前足の付け根辺りを食肉業界ではこう呼んでます。

スーパーや精肉店では、このようにスライスして、すき焼用やしゃぶしゃぶ用として陳列されてますが、写真の部分はカタ肉のど真ん中の部分です。(とても綺麗でしょ?!)

首に近い方がキメが粗くて霜降りも少ないのですが、このど真ん中からドンドン霜降りが多くなってきます。

そしてこのミスジですが、肩甲骨の裏側に貼り付いていて、牛一頭から約800g~1kgしかとれないくらい希少価値の高い部位です。

と言いますのは、写真のような部分から無理してミスジを取り出すと、他のまわりの部位が無駄になってしまい、それによって歩留りが悪くなるので基本的にはスライスします。

そしてこのカタ肉は、最後にそれぞれのまわりのスジが太くなり、バラバラになってしまうのでミスジを取り出すのですが、首と反対側ですので

勿論!キメが細かくて、バリバリ霜降りです!

そしてそれを刺身用や焼肉用にされてますが、写真のミスジの真ん中を通っている上半分のスジだけが少し太いので、それを取り除けば厚切りにしたりステーキでもいけちゃいますよぉ~!

焼肉店や精肉店に行って

「ミスジをステーキカットにしてよ!」

なんて言ったら

かっちょいぃ~!! ってなるかも?

詳しくは、またまた西田まで!

 

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