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脂の融点

09.08.17

超完熟牛サーロイン.jpg

 またまた西田です。
皆さん、今日のお肉の話は脂の融点の重要さです。
以前にも、ハラミ焼肉でこのお話はさせていただいたのですが、今回は
「超完熟牛」の融点のお話です。
黒毛和牛の肥育期間は、生まれてから仔牛になるまで約7ヶ月間、そして成牛になるまで22~24ヶ月間の合計30ヶ月前後です。(あくまで平均です)
そして、今日ご紹介させていただきます「超完熟牛」は、
なんと!72ヵ月
も肥育されたそうです。
これだけ肥育すると、脂質が良くなり脂の融点が低くなるそうです。
写真は、その超完熟牛のサーロインステーキです。(美味しそう~!)
画像がイマイチで分かりにくいかもしれませんが、脂の融点がとても低くて、カットした瞬間から脂が溶けかけて、トロトロでテカテカになっているのがお解りでしょうか?
こんな脂質のお肉を食べると、とてもやわらかくてジューシーで、そして喉をスッと通る食感ですので、こんなに霜降りがギッシリ入っていて濃厚な味わいと香りがするのに、意外とアッサリと食べられるんです。
逆に、いくら霜降りがギッシリ入って素晴らしいお肉でも、融点が高い脂質だと食べた時にいつまでも脂が溶けずに口の中に残り、脂が残ってシツコイ!と感じます。
そしてそれを無理やり飲み込んだりすると、その瞬間も不快な感じがします。
皆さんも、これからはお肉を食べる時に、そのお肉の「脂の融点」を考えてみてください。

「このお肉は脂の融点が低いから、意外とアッサリたべられるよ!」
なんて言ったら、かっこいぃ~! ピース!

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