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第一回洛南勉強会(2つ目)

10.07.21

洛南部会 池上です(≧∇≦)ノ

 

先週、洛南部会幹事会を行いまして、今後の部会の行事に関しての話し合いを行いました。

その中でも第一回勉強会にてお知らせさせて頂いた「第二回洛南勉強会」について、色々話し合いが行われ、8月下旬に行う事となりました。

 

詳細はまた連絡したいと思います(≧∇≦)ノ

 

それでは、中田常務の勉強会報告の2回目を掲載したいと思います(≧∇≦)ノ

(第一回はこちら→http://www.joc.gr.jp/blog_loc/rakunan/post_173.html

 

5.ハイタッチプラン(個人ローン)・・・体感した仕事の原点
 34歳の時、新設の個人融資開発室の室長を命ぜられました。それまで取り組みをしてこなかった消費者ローンの開発販売です。商品の仕組みがまだ出来ていない頃、支店長会議がありました。その席でベテラン支店長から、営業店から送った申し込み案件は全て承認しないとダメだと釘を刺されました。「融資商品で100%イエスはありえない、出来ない」と心で思っていました。結論から言いますと「出来ないと思ったことをどうやれば出来るようになるのかを考えることが仕事であって、出来る事だけを単に行うのは仕事ではなく作業だ」ということを後に学ぶ結果になりました。
 しかしながら、ハイタッチプランと名づけたこの商品は融資を保証する保証会社との交渉、契約が必要でした。話し合いは当然に難航しました。保証会社にとって見れば申し込みすべてを承諾するということは到底考えられない事でした。妥協点が見えず話し合いといいながら会議室でお互い何も提案できないままだんまりの状態が続きました。そんな時発売に備えて新しい部下が10人も入ってきました。発売予定日はせまっていました。商品は全く出来ていませんでした。
 毎日の会議でやつれていましたが、部下に疲れた顔を見せるわけにはいきません。トイレで顔を洗い、笑顔をつくっては部下の待つ部屋に戻っていました。そんなある日深夜の交渉会議を終わって部屋に戻りますと部下はもう帰っていましたが私の机の上にリポビタンDが3本と「室長一人で抱え込んで悩まないで下さい、僕達も出来ることはなんでもします。」という部下のメモがありました。
 彼らはそんな思いを持っていてくれたのかとその時気付きました。その翌日からすぐに全員を会議に参加させました。そうしますと彼らがガンガンいろんな現場の意見を言ってくれました。その時にみんなが一つになれました。保証会社との話もまとまりました。私は不安を隠していたのです。しかし不安をさらけ出した時に初めていいものが作れるんだと言う確信みたいなものを感じました。もう一つ大事なこと、一人では大したことは出来ないがみんなの力が結束すると、とてつもなく大きな事が出来ると言うことも学びました。ハイタッチプランは京都信用金庫の個人ローンの歴史の中でも突出して大きく売れた商品となりましたが、私にとっては仕事の原点を叩き込んでくれた極めて重要な経験となりました。
 
6.交野支店開設
 大阪府交野市に新しく支店を構えることになり、私が初代支店長として開設準備から開店の期間つとめました。交野市には初めての店舗ということもあり「なんで京都の信金がわざわざ来るのか」と言う視線が多かったと思います。そんな地域で開店の日まで一軒一軒ご挨拶と口座獲得の営業に毎日毎日まわるという仕事は、集められたメンバーには気の重くなる仕事でした。ある若い女子職員から、チームが集まった初日に「私はこんな仕事をするつもりで京都信用金庫に入ったんじゃない。辞めたい」と涙目で訴えられました。しかし、私にはこれまでの経験で学んだ事から、みんなが一枚岩になればこの仕事は一人一人にとって一生忘れられないすばらしい経験となるという確信がありました。そしてその女子職員にもそんな私を信じて一緒に頑張ろうと話しました。実際に営業活動を始めると予想通りお客様からは冷たい反応が返ってきます。ある時、営業から帰った社員が憔悴しきっていました。聞くと、ある家に営業訪問すると、その方は地域の自治会長であり、「ここらの地域の世話役をやっているうちに今頃になって来たんか。遅いわ、とっとと帰れ」と怒鳴られたとのこと。ただでさえ慣れない軒並み営業で皆がピリピリしている中、どやされて落ち込む職員を見てこのままではいけないと思い、すぐにその自治会長のお家に行きました。自治会長にあって自己紹介し開口一番、「今、口座開設の申し込みをして下さい。」と言いました。自治会長は驚いたと同時に怒って「何を考えとるんや」と怒鳴ってきました。そこで私は「お怒りになるのはもっともです。確かに本来であればはじめにご挨拶に来なければいけませんでした。本当に申し訳有りません。しかし、初めての地で営業を始めた中で厳しいご指摘を受けみんなが意気消沈しております。ここで『あそこまでお怒りになった自治会長が口座を作ってくれた』となると職員の意欲は一気に高まります。私には今後自治会長とは心のこもった長い付き合いが始まる予感があります。」
 その場で自治会長はご夫婦の口座を作ってくださいました。その印鑑の付かれた申込書を持って交野支店開設準備仮事務所に戻った時のみんなの弾けるような顔は今でも忘れられません。支店の開店の日、2,088人のお客様に来店いただきました。この人数は開店初日の来店数としては未だに抜かれていない圧倒的な数字となっています。準備期間の初日に涙目になっていた女子職員も満面の笑顔で開店日を迎えました。当時の広報誌にこう書いています。「今まで女性は営業面で補助的な役目が大きかったと思うのですが、この準備活動で視野も広がり女の人も男性と同様に営業できると実感しました。あとわずかの開設準備期間、やり残すことのないよう一生懸命活動したいと思います。」

 

 

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コメント(1)


田中久喜さん

ありがとうございます!毎回有難いです。
「出来ないと思ったことをどうやれば出来るようになるのかを考えることが仕事であって、
出来る事だけを単に行うのは仕事ではなく作業だ」

このコメントに返信する |  2010年7月22日 04:19