マイクロファイナンス |
09.08.24 発展途上国などの貧困削減ファンドが、日本で月内にも初募集される事が 決まったそうです。 主にインターネットで一口3万円で、最大約5千万円集めてカンボジアのプノンペンにある マイクロファイナンス専門の金融機関「CHC」(11月よりサミックに変更予定)に出資し、 CHCが貧困層の多い農村部へ融資して返済を受ける。 社会的貢献を通じて利益を上げる運用方法です。 「マイクロファイナンス」の手法はバングラデシュで1983年にムハマド・ユヌス氏によって 創設されたグラミン銀行が始めた、マイクロクレジットと呼ばれる貧困層を対象にした比較的 低金利の無担保融資の事です。 このグラミン銀行は2006年にムハマド・ユヌス氏とともにノーベル平和賞を受賞されて 一気に有名になりました。 銀行からお金を借りられない貧困層の人達は、高利貸から借りるしかなく年利は100%とも200% とも言われていました。その貧しい人々の為に数十ドル単位の少額融資を無担保・低金利で行い 高利のローン地獄から抜け出せる手助けからはじまりました。 また焦点を女性にあて、(一般の銀行では女性が融資を受けることができない)借りての97%は 女性だそうです。また5人組制度を作って、お互いが助け合う仕組みを作られています。 但し、連帯責任や連帯保証じゃないので、他のメンバーに本人に代わっての支払いの義務は ありません。またグラミン銀行は貧しい借り手によって所有され、 借り手が総資産の90%を所有し、残り10%がバングラデシュ政府が所有しています。 得られた利益の全額が災害時の為の基金にまわされ、そして 驚くことに返済率は98%だそうです。 ノーベル平和賞の受賞式に出られた取締役の方は92年に銀行からヤギを買うために 20ドルを借りて、その後成功された方でした。
何億というお金を借りても、平然として返さず民事再生をしてチャラにする日本の経営者 の方々に「借りたもんは返す」という子供でもわかることをもう一度思い出して欲しい と思いました。
話は変わって、息子の友達がゴーヤを持ってきてくれたので、ゴーヤチャンプルーを 作りました。以前作った時は塩もみもせず、水にもさらさないで、そのまま切って炒めたので 苦すぎて食べられる代物ではなかったんですが、今回はきちっと前処理をして作ったので みんな完食してくれました。
ゴーヤチャンプルーとマーボー豆腐です。
本を見ながら作るのが嫌いで、感覚で調理するので、家族はどんなもん食わされるか ヒヤヒヤでしょうね でも結構家族内での評判はいいんですよ
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