09.09.11

ここ最近、携帯の電波の届かない現場に行くことが多いです。

今日は、山科の大宅にあるエコランド音羽の杜（京都市最終処分場）の中に

新たにできる「焼却灰溶融施設」の新築現場へ行きました。ここも圏外です。

ここは、入口から建物があるところまで、10分くらいかかります。

山科の東の山の中腹にドライブウェイみたいな道が見えてるでしょう。

あれを延々と登って行きます。

この2000年から使われている処分地は、山と山の谷間にダムを作り

そこに水の代わりにゴミの焼却灰や不燃物を埋めていかれます。

埋立て総量は450万㎥もあるんですが、

15年程度で満杯になってしまうそうです。

でもなぜか5年前に寿命が30年に倍増していました。

ゴミの排出量が減ってきているんでしょうか？

今、造っている「焼却灰溶融施設」は最終処分量を69％削減する目標の

為に建設されてます。

各クリーンセンターから排出される焼却灰を1200℃以上の高温で溶かし

その溶融物を冷却固化することで減容化でき、また溶融固化したものは

道路の路盤材などへの利用が図れるので大幅に処分量を削減することができます。

すばらしい建物なんですが、建設費は190億円です。

この溶融施設を使っても、処分場の寿命は20年延びるだけだそうです。

約40年後、どうするんでしょうね？

お役所お得意の先送りってやつですかぁ

今夜は長岡部会長の、宮坂邸の、秘密基地の、会合に参加予定です。

何持っていこうかな？

あっ、宮坂邸も圏外やわ