嵯峨野部会研修 |
10.05.24 22日に行った大原美術館。 実は、今年の2月に ”今年日本で見られる世界の名画入門” というタイトルに惹かれて買った「日経おとなのOFF」という雑誌 の中に結構取り上げられていました。
目玉のエル・グレコの「受胎告知」は、日本の、それも私立美術館にあること自体が とんでもないことであると書いてあり、 自分の目でほんまもんを見れることが楽しみで仕方がありませんでした
また、大原理事長様によるご講演は本当にたくさんの学びと 驚きがありました。 東国人と西国人のお話をして頂きました。 その中で、西国人がこの国のモノ作りを担ってきたのがお話を聞いて よくわかりました。 この国のクリエーターであり、イノベーターだったのは 西国の人達が多く、倉敷、浜松、諏訪、金沢、京都、久留米等だったそうです。 浜松はYAMHAやホンダトヨタなど、諏訪は繊維関係やエプソン等、 久留米はブリジストン、金沢は美術工芸やハープなど、 世界に名だたる企業の発祥の地でもあります。 ここで「んっ。なんかこの地名はどこかで聞いたぞ!」と思ったら、 前日のビジネスフェア説明会で長野委員長から 「はましんのビジネスフェアの前夜祭は今年は新たに2つの信用金庫 さんの経営者の会が増えて、はましん、おかしん、京信JOCと 金沢と諏訪の会が参加されます。」と聞いたのを思い出しました 偶然にしては出来過ぎの様にリンクしていたので驚きましたね。 もの作りの町である浜松に京都、岡崎、諏訪、金沢から集まって 新たな交流を持つってすごいチャンスなんじゃないでしょうか!!
また、「女工哀史」「あぁ野麦峠」など過酷な労働を強いた繊維関係の会社は 今では1軒も残っていないそうです。 今年創立80年を迎える大原美術館を作られた大原孫三郎さんは 倉敷紡績の二代目社長で 当時の風習に逆らい利益が出ても減配し、役員報酬をカットしてでも 工員の為の寄宿舎や病院を作られたそうです。 まさにESの走りですよね。 みなさんもご存知のクラボウは今も立派な会社として永続されています。 まるで、伊那食品の塚越会長みたいじゃないですか! やはり、そこで働く社員を大切にしている企業は永続していくんだなぁと 倉敷の地においても、感じさせられました。
モネの「睡蓮」を模して作られた池です。花が咲くときれいでしょうねぇ。 西田副代表のブログにもありましたこのお二人は、お互いに「あ~ん」って・・・・
京都に帰ってから蒔田部会長と中谷部会長の三人で、京都駅近のパブへ軽く行ってきました。 国際交流、若者との交流が深められました どこに行ってもJOCのパワーはすごいと改めて感じましたね・・・。
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