酵素の力 |
09.06.30 皆さん、昨日と一昨日はキメの粗いお肉をやわらかくする武器とカット技術をご紹介させていただきましたが、今日はまたまた違う方法をご紹介させていただきます。 それは、酵素です! 酵素は、お肉の繊維を分解してやわらかくしてくれるんですよね。 例えば、皆さんがよく食されているパイナップルの果汁の中にも酵素が含まれてます。 焼肉のタレに、このパイナップルの果汁を少し加えて、そこへお肉を一晩浸して冷蔵庫でねかすと、ムッチャやわらかくなりますよ! しかしながら、逆に果汁の量が多かったり、浸す時間が長過ぎたりするとボロボロになって、網の間からお肉が落ちてしまったり、お箸でつまめないようになっちゃいます。 弊社では、この方法は取り入れてませんが、多少硬いお肉でも 漬け込みカルビや壺カルビみたいなメニューで出てきているかも?
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もう一つの武器 |
09.06.29
昨日は、必殺!ジャガード をご紹介させていただきましたが、今日はもう一つの武器(技術)をご紹介させていただきます。 ジャガードでガチャガチャと予め細かいスジをカットしてから、カルビカットすると食べた時にスジが歯にあたらないので「硬い!」という食感にならないというのは、もう皆さんはご存知ですよね? 今度は、 包丁を使っての技術です! 写真のように斜めに細かくカットしますが、下までカットしてしまわないで半分ぐらいのところで止めます。 そして、裏返して同じようにカットします。 すると、まるでジャバラのような模様になり、しかも下までカットしてないのでちぎれません。 細長い形のお肉をこのようなカットをすると、まるで
ドラゴンカット?スネークカット? ちょっとほぐして巻いてやると花が咲いて花びらのように見えるので花咲きカット? 何かいい名称はないでしょうか? 皆さん、いい名前が浮かんだら、是非!西田までご連絡くださいね! そしてこのカット方法は、少しキメの粗い部位をやわらかく食べられるのですが、 実はそれだけじゃないんです!! というのは、特にモモ肉のように赤身の部位などは、焼き過ぎると身が締まって硬くなり、カスカスになって美味しさも失ってしまいます。(これも以前にご紹介させていただきましたよね?) ほとんどの人が、お肉を焼き過ぎてしまってるんですよね! しかしこのカット方法だと、たくさんの包丁が入ってますがお肉自体の厚みはしっかりありますので、芯まで火が通りにくいんです。 要するに、やわらかく食べられるようにカットして、そして芯まで火が通らなくて、お肉のジューシーさをそのままいただけちゃうカット方法なんです!(しかもタレ焼にすると、ジャバラの中にタレが染み込んで最高~!) これなら特選ロースや特選カルビのように高級焼肉材料じゃなくて、価格の安いモモ肉でも美味しくいただけちゃいます!! うわぁ~!こんな技術までアップしてしまったぁ~!!
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☆夏シーズン到来☆ |
09.06.28 皆様、お疲れ様です。伏見部会の池上です。 16期は内藤さんと共に監査幹事を務めております。幹事団の中でも一歩視座を変えて、JOC発展のために精進いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。先日は大津部会発足の総会へ参加してまいりました。元気な若いメンバーが多く様々なお話をしてまいりました。最後はインターナショナルなメンバーとミーティングもいたしました。 これからも大津部会の皆様どうぞよろしくお願いいたします ところで私の会社は下着のインターネット通販を主事業としており、西田副代表のような『食』ではございませんが、これからの夏シーズンの到来と共に下着の需要が増えてくる業種です。 本日はそんな下着業界の豆知識として、ただいま我社で爆発的に売れている『ヌーブラ』をご紹介 ヌーブラはご存知の方もいらっしゃると思いますが、従来のブラジャーとは違いバスとに貼るだけのブラジャーです。粘着部分には米国のブラジェル社の医療用シリコンがハンドメイドで塗られています。 ここまでは一般的な常識ですが、 実はそのシリコンの等級が最高級らしく、医療用インプラントとして使用されているレベルのシリコンがヌーブラには塗られています。つまり人間の体内に入っても有害ではないインプラントシリコンなんだそうですだから正規品のヌーブラは価格が高いのです。もちろん弊社では正規品のみ販売しております。 まさか下着にも最新医療技術が関係しているとは・・・・
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ジャガード |
09.06.28 先日から、いろんなカルビをご紹介させていただいてますが、昨日と一昨日のかぶりとプレートは少しキメが粗くて、普通のカルビカットをすると硬くて、せっかく美味しいカルビの商品価値が下がります。 そこで!こいつの登場です! 名前はジャガード!! よく見えるように裏側から指で押してますので、いくつもの歯が並んでいるのがハッキリと見えますよね! これを逆さまにして直接カルビにガチャガチャとプッシュして、このたくさんの歯で細かいスジを切り刻んでからカルビカットするんです。 多少キメが粗くても中の細かいスジをカットしてやると、食べた時に歯にあたらないので硬いという食感にならないんですよね。(あまりにもキメが粗い部位は無理ですが。。。) これで、かぶりもプレートも立派なカルビになっちゃいます! ここで問題です! 皆さんは、 やわらかいお肉=美味しいお肉 なんて素人みたいな事は思ってませんよね? 牛肉には、いろんな部位がありますが、その部位にあった料理方法やその部位にあったカットをしてあげれば、もっともっと美味しくなるんです!(やわらかかったらいい!っていう訳じゃないです) そして、お肉をほどよいやわらかさで食べられるようなカットをしてあげれば、どんな部位でも美味しいお肉なんですよね!(もう皆さんは、ご理解いただいていると思いますが) こんな専門的な技術と武器をこの場で紹介しちゃっていいんでしょうか。。。
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プレート |
09.06.27
皆さん、今日のカルビは中バラの本体 プレートです。 この中バラは、もう皆さんご存じでしょうが、牛のちょうど脇腹下辺りから後足近くまでの部位を言います。 以前に牛のように四本足で歩く動物は、人間のように二本足で歩く動物のようにバランスをとる必要がないので、腹筋と背筋をあまり使いません。 (腹筋は上カルビや特選カルビ、背筋はロースやヒレです) あまり使わない筋肉は、とてもやわらかいのですが、牛はどうも腹筋よりも胸やわき腹下辺りの筋肉の方がよく使うようです。 よく使う分、この中バラは胸下あたりから腹筋の下(下腹)までの外バラよりも少し硬いようです。 そして、この裏側にスカートが貼りついていて、写真の上部分の裏側にカイノミが貼りついてます。(ともに先日ご紹介させていただきましたよね) スカートやカイノミはとてもやわらかいのですが、この中バラの本体のプレートは、少しキメが粗くて硬いので焼肉には向きません。 これも昨日のかぶりと同様、スライス肉にするか煮込み用にしてじっくりと煮込んでやると、昨日の説明どおりトロけるような食感になります。(トロトロになりますよぉ~) ここで問題です! 昨日のかぶりとこのプレートは焼肉用カルビは全く無理なんでしょうか? 焼肉店舗で煮込んだり細かく刻んでサイドメニューにしたりしても、とてもじゃないですが使いきれるような量じゃないです。(牛一頭で7~8kgぐらいあります) 焼肉店舗でこのようなバラ肉を購入して使い切れなかった時、こんなに大きなプレートがロスになってしまうんでしょうか? もしそうなら、原価率がとんでもないくらい上がってしまいますよね? いえいえ!そんな事はないです!! そこで!明日は、これらの部位をカルビに変身させる、とっておきの武器をアップさせていただきます!
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