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 経営力向上事業 ▲ UPDATE 11.02.02
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特選カルビ

09.06.21

 

特選カルビ.jpg

 

 おはようございます、またまた西田です。

今日は、皆さんご存じの

「特選カルビ」です。

見ての通りキメが細かくて霜降りがギッシリと入ってますので、綺麗なピンク色に見えちゃいます。(素晴らしいお肉でしょ?)

味は勿論!濃厚で、口に入れるとトロけちゃいます。

特選カルビとして、塩焼やたれ焼で登場しますが、「牛とろ」として刺身用としても登場します。

先日ご紹介させていただいた「ミスジ」も、これとよく似た扱いをする部位で、どちらも牛一頭から1kg~1.5kgしかとれなくて、とても希少価値の高い、そして価格も高くて高級部位として知られてます。

皆さん、「ミスジ」はどんな特徴があって、牛のどの部分なのか?は、先日ご説明させていただきましたよね?

では、この「特選カルビ」は、いったいどの辺の部分なのかご存知でしょうか?

特選カルビというぐらいですから勿論バラ肉ですが、ちょうど胸辺りの部分で、食肉業界では「三角バラ」と呼ばれてます。

写真は、一番いい所取りをしてますのでこんな形をしてますが、本もtの形は三角形なのでこう呼ばれてます。

ところで、皆さんはこういう高級で霜降りがギッシリ入ったお肉はどのような食べ方をされますか?

「塩焼にして、大根おろしとポン酢であっさりといただく!」と答える方が多いのではないでしょうか?

確かに塩焼きにして、お肉自体の味と香りを楽しむ!という食べ方もいいのですが、実はこういう霜降りバリバリのお肉は、この濃厚な脂身に負けないくらいコッテリでガッツリしていて、そしてお肉に絡みついてくるような濃厚なたれで食べた方があっさりとたくさん食べられるんです。(以外でしょ?)

そして一番大事なポイントは、

決して焼き過ぎない事です!!

というのは、焼肉店やバーベキューでよくお見かけするのは、

ほとんどの人が焼き過ぎてます!!

赤身のお肉を焼き過ぎると身がしまって柔らかさを失い、カスカスになって味も何もかも失ってしまいますが、こういう霜降りギッシリのお肉は焼き過ぎると脂身が酸化してしまって、本来の旨味と香りが飛んでしまい、いやらしい脂質になってとても食べにくくなります。

皆さん、今後焼肉を食べる時は塩焼とたれ焼の両方を用意して、そして皆さんのテーブルでは決してお肉を焼き過ぎないようにしてくださいね!

これで、今日から皆さんは「焼肉網奉行だぁ~!!」

 

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笹の葉カルビ

09.06.20

笹の葉カルビ.jpg

 

皆さん、笹の葉カルビって部位をご存じでしょうか? またまた西田です。

写真がそうなんですが、これを手前の方から輪切りにしていくと、形が笹の葉のようなのでそう呼ばれてます。

(フランクとも言います)

以前にカイノミについてアップさせていただきましたが、牛のバラ肉は「外バラ」と「中バラ」「前バラ」に分けられます。(バラ肉の事をカルビと言います)

前バラは胸の部分で、中バラは脇から後足近くまでを言い、外ばらは胸の下辺りから後足近くまでの牛の中心部分を言います。

カイノミは、カルビの中で最も赤身部分が多くて、あっさりしてますが味に深みがあります。

そして、笹の葉カルビは外バラの後足近くの、人間で言うと下腹辺りを言います。

この笹の葉カルビは、赤身と脂身のバランスが良くて、とってもジューシーです。

カルビというぐらいですから、塩焼やたれ焼には最適ですが、刺身にしてもよし!ステーキにしてもよしです!

牛一頭で約1.5kg~2kgしかとれない部位ですので、これもまた希少価値の高い部位です。

一般に「カルビ」と言ってもたくさんの種類がありますので、これからカルビの話をドンドンご紹介していきますね~!

 

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イチボ

09.06.19

 

イチボ.jpg

 

 

 皆さん「イチボ」という部位をご存知ですか?

牛モモを大きく4つに分けたうちの一つに、「ラムイチ」という部位がありますが、ラムイチは「ランプ」とこの「イチボ」に分けられます。

モモと言ってもこの「イチボ」は、ちょうど牛の尻尾の付け根辺りの部位で、モモの中で最も霜降りが多くてやわらかく、そして味が濃厚ですので大人気です。(一度食べたら病みつきになっちゃいますよぉ~)

よく知られているロースやヒレよりも、このイチボの方が好きだ!という方も多いほど、赤身と霜降りのバランスがよくて、しかも脂質もいいです。(以前に、いい脂の話をしましたよね?)

写真の上部は先っぽの方になりますが、最もやわらかくて味も濃厚です。

逆に手前の方の続きが「外モモ」ですので、徐々にキメが粗くなって味も淡泊になってきます。

ところで、何故!「イチボ」という名がついたのでしょう??

実は、この「イチボ」は牛の尻尾の部分のお肉ですので、牛の頭の反対側のお尻の最後の部位にあたりますので、骨(ボーン)の端(エッジ)で「エッジボーン」と言われ、それが「イッジボーン」→「イッジボー」→「イチボ」と言われるようになったそうです。

こんな知識って、普通にお肉屋さんも焼肉屋さんも知らないのでは? 

そんな知識のあるあなたは何者?!なんて事になっちゃうよぉ~   ピース!

 

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家族

09.06.18

家族.jpg

 皆さん、大変ご無沙汰しております!西田です。

実は、今月の初めに家内が手術をして2週間ほど入院してました。

その期間、子供達には日頃どれだけ家内にお世話になっているか?どれだけ大切な存在かを実感させるいい機会かも?と思っていたのですが、

思い知ったのは私の方でした!

家事と子供達の世話、病院と自宅の往復とで、ムチャクチャ大変でした。

食事は、出来るだけ外食はせずに自宅で作ってやっていたのですが、食事中に「どう?美味しい?もっと食べない?」などと、子供達にしつこく聞いてました。

そう言えば家内がいつも私達にそう聞いてくれていたのを思い出しましたが、「うん、まぁ。。。」などと、私達は素っ気ない返事をしてました。。。 反省です!

そして、退院できたこの日に「何か美味しいもの食べに行く?」と聞くと、「串幸さんに行きたい!」と、私のワインの師匠のお店をチョイス。

久しぶりに4人揃っての食事は、終始会話と笑顔が途切れない、とっても楽しい時間となりました。(やっぱり4人一緒に揃わないとね!)

今回の事で、常日頃からどれだけ家内に支えられて、そして応援してもらっているかを実感させられました。。。 またまた反省です!!

さぁ、今日から思い切って仕事に打ち込みます!

 そして、家内に感謝!感謝です!!

 

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ミスジ

09.06.05

 

ミスジ.jpg

 

皆さん、ミスジってご存知ですか?

最近何かとバタバタで、お久しぶりの西田です。

焼肉店は勿論ですが、最近は他の飲食店でも刺身用として登場してきます。

写真の上の方のだ円形の部分がそうです。

本体は、このような形をしていて、ここからミスジだけを取り、真中の太いスジを取り除いて刺身用や焼肉用としてよく使われています。

実は、これカタ肉なんです!

皆さんは、カタ肉と聞いてどう思われますか?

「何となく硬そう」「あまり高級部位ではないかも?」なんて感じておられませんか?

写真を見ていただいてもわかるように、キメが細かくて素晴らしい霜降りです!

食肉業界では、このカタ肉の事をうでと呼んでます。

牛なのにうで? と思われますが、肩の部分から前足の付け根辺りを食肉業界ではこう呼んでます。

スーパーや精肉店では、このようにスライスして、すき焼用やしゃぶしゃぶ用として陳列されてますが、写真の部分はカタ肉のど真ん中の部分です。(とても綺麗でしょ?!)

首に近い方がキメが粗くて霜降りも少ないのですが、このど真ん中からドンドン霜降りが多くなってきます。

そしてこのミスジですが、肩甲骨の裏側に貼り付いていて、牛一頭から約800g~1kgしかとれないくらい希少価値の高い部位です。

と言いますのは、写真のような部分から無理してミスジを取り出すと、他のまわりの部位が無駄になってしまい、それによって歩留りが悪くなるので基本的にはスライスします。

そしてこのカタ肉は、最後にそれぞれのまわりのスジが太くなり、バラバラになってしまうのでミスジを取り出すのですが、首と反対側ですので

勿論!キメが細かくて、バリバリ霜降りです!

そしてそれを刺身用や焼肉用にされてますが、写真のミスジの真ん中を通っている上半分のスジだけが少し太いので、それを取り除けば厚切りにしたりステーキでもいけちゃいますよぉ~!

焼肉店や精肉店に行って

「ミスジをステーキカットにしてよ!」

なんて言ったら

かっちょいぃ~!! ってなるかも?

詳しくは、またまた西田まで!

 

 

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