BMS |
09.07.23
 皆さん、お久しぶりの 西田です。 昨日は、皆さんご存知の浜松で行われたビジネスマッチングフェアに参加してきました。 21日(火)~22日(水)の2日間参加する予定をしておりましたが、21日(火)に京都食肉市場で品評会があり、その日に商品を出荷する予定の肥育農家さん達から、「どうしても競りに出席してほしい!」と言われ、浜松へは22日(水)のみの参加になりました。(とても残念ですが。。。) 結果、いろんな方のお話をたくさんお伺い出来たのですが、やはり日帰りだと数時間しか滞在できなかった為、あっという間に終わってしまいました。。。 次回は、絶対に2日間とも参加したいと思います!
 ところで、皆さんは霜降りがギッシリと入った牛肉は好きですか? 今日は、霜降りについてのお話です。 霜降りは、以前にもご紹介させていただいたように、食肉業界では1~5で区分されてます。 また、歩留り(販売できるお肉の数量)は、A~Cで区分されてます。 要するにA5ランクが一番高級な牛肉という事です。 そして、この霜降り度1~5は、よりもっと細かく1~12まで区分されているんです。 これをBMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)といいます。 5規格でも8~12まであり、例えA5ランクといっても、かなりレベル差があるというのがわかりますよね? しかも皆さんは、霜降りがギッシリ入っている 牛肉=美味しい牛肉 なんて事はないのは、もうご存知ですよね! そう!いくら綺麗な霜降りがギッシリ入っていようと、脂質がよくなくては美味しい牛肉ではないのです。 脂質が悪くて霜降りがギッシリ入っている牛肉は、とてもじゃないですがしつこくて、しかもエグイ味がして食べられません。 では、良質な脂というのは、どんな脂なんでしょう? もうかなり前にご紹介させていただきましたが、甘味があって融点の低い脂です! 融点が低いという事は、食べた時に舌の上で解ける脂質なんですよね。 という事は、舌の上でトロけてやわらかく感じ、甘味がある脂質なら最高の後味になります。 皆さん、牛肉を食べる時は決して見た目で判断したりしないでくださいね。 牛肉を食べに行って、「BMSって知ってるかい?」 「何それ?」 「ビーフ・マーブリング・スタンダードの略だよぉ~!」なんて説明したら、 「この人は何者?」ってなっちゃいますよね! この知識も精肉店や焼肉店の方でも、半分以上の人は知らない知識ですよぉ~。 ピース!
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