シッポッポ~ |
09.12.11
シッポッポッポ~ッ! 西田です。皆さん、今度はシッポ! そうです、テールです。 牛に尻尾は1本しかないので、写真は2頭分です。 写真上側が根本で、下側が先っぽの方です。 以前にもお話させていただきましたが、牛がよく動かす部位は硬くて、あまり運動しない部位は霜降りが入ってやわらかいんです。 という事は? そうです、根本が霜降りでやわらかく、逆によく動かす先っぽの方が硬いんですよね。 そして、尻尾を振るにはたくさんの関節が必要です。 写真を見てください。
白っぽい線が均等の長さでありますよね? これが関節部分なんです。 まずは、テールの全体の薄皮を剥いて、この間接ごとにカットします。 間接ですので簡単に包丁が入りますが、根本の方はハッキリと線が見えないので探りながらのカットです。 切断部分のど真ん中の白い丸が骨です。 しっかり炊き込むと、この骨からお肉がポロッと簡単にとれて、お箸でもいただけます。 基本的には、テールスープ(塩味と醤油味)にしていただきますが、バンドソーなどでスライスするとテール焼きで楽しめます。 んっ?ご自宅にバンドソーなんてない? そうですよね! そんなものあるはずないですよね! ではでは、この関節ごとにカットしたテールを約40~50分程度煮込んで、絡みつくようなタレをつけてから軽く炙ってみてください。(これもまた美味しいですよぉ~) またスープにした時は丼に白飯を盛り、その上からこのテールスープをかけるだけでテールクッパ(テールの雑炊)の出来上がりです。 そして、それでもスープが残った時は、ラーメンのスープとして使ってください。 ラーメンの麺を茹でて、スープはテールスープのみを使うだけで 「テールラーメン」の出来上がり! 皆さん、どうです? テール1本だけでもこんなに楽しめちゃいます。 テールを使ってご自宅でこんな提供の仕方をすれば、 家族でのあなたの株は急上昇だぁ~!
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