阪急ビーフ |
10.04.13
西田です。 私は自分の誕生日の日に、自分が作ったカレーをお客様に配って食べてもらうほどのカレーは作るのも食べるのも大好きです。 カレーといえば、昭和初期に大阪に阪急百貨店が開店し、その食堂で 「目玉メニュー」として カレーライスが売り出され、食い道楽の浪速っ子たちを、しばし興奮のるつぼに叩き込んだそうです。 阪急百貨店といえば、事業の神様 「小林一三」の創設で、大いなる夢をかけてつくった阪急百貨店の食堂でカレーライスを売り出そうと思いついたのは、ヨーロッパ旅行の途中、船中で食べたカレーライスの味に感動したのが理由だといいます。 彼は部下に命じて可能性を検討させ、成算ありみて、ただちに自分が食べたカレーの作り手である船のコックをスカウトして、百貨店に勤務させました。 そこいらのコックでお手軽に間に合わせるのではなく、自分の惚れた味をそのままお客様に味わってもらおうという事業家の面目なのでしょうかねぇ。 そしてカレーライスといえば、東京で関東大震災後には雨後のタケノコのようにカレー食堂が続出して、一大カレー・ブームを現出しましたが、当時の東京新宿の高級カレーが一皿50銭という値段でしたが、阪急百貨店の食堂は20銭という高からず安からずの値段で売り出し、この作戦が的中~! ちょっとしんじられない数字ですが、一日に25000食を売り尽くすという凄まじい人気! そしてこれに使う肉は、一日あたり10頭分を消費したといいます。。。 (当時の黒毛和牛の大きさは、今の半分程度) この後、近郊の農家と契約して、肉牛を農家で飼育してもらい、それを直接阪急が買い取るという方式に切り替え、ピーク時にはその阪急御用の牛が 7000頭を超えたとといわれてます。 全く夢のような話ですが、大阪阪急百貨店! いつかは進出したいエリアです! そして、弊社も信用できるある農家との契約を考えて話をすすめていますが、7000頭とは!なんとも規模が違い過ぎて話になりません。。。 いったい、いくら投資することになるん?(35~40億円??)
これはもう、京都信用金庫様にお願いするしかないですよねぇ~
コメント (2)
|
コメントを投稿する
|
|