肥育期間 |
09.08.06
昨日は、長女が映画 「ごくせん」が観たいと言うので、家内と3人で京都市中京区にある、BIVI二条の TOHOシネマズ二条に行ってきました。(長男は、サッカーの合宿です) まだ小学校二年生ですので、ポケモンのようなマンガ系の方が好むと思うのですが、長男がいつも好んでTVで観ているのを一緒になって観ているせいでしょうねぇ。 映画上映中も、キャッキャと笑って喜びながら観ていた長女が、とてもかわいくて、なんとも微笑ましい限りでした。 そしてその後の食事は、先日の研修事業の後にお世話になった、丸太町部会の伊原さんのお店 「WARAKU」さんに行きました。(長女のリクエストです) 長男と長女が、ここのピザとカルボナーラが大好きなんです!(私は、フォアグラのテリーヌが大好きです) 昨夜も、とっても美味しい白ワインをいただき、最高のディナーとなりました。(店員さん達も、とても雰囲気がいいです) こんなに美味しくて雰囲気のいいお店なんですが、価格はかなり抑えてくれてます。 皆さん、是非行ってみてくださいね! (伊原さんは、ほとんど毎日出勤されてますよぉ~) そして、今日は黒毛和牛の肥育期間のお話です。 皆さんは、黒毛和牛がどのくらいの肥育期間で市場や皆さんの前に登場するのかご存じですか? まず、農家には繁殖を手掛ける生産農家と、その仔牛を成牛まで肥育する肥育農家とあります。(双方手掛けている農家さんのおられます) 生産農家は、牝の牛に種をつけて仔牛を産ませ、約6~7ヶ月程度肥育してから仔牛の競りに出品されます。 その仔牛を肥育農家が競りで購買し、そこから約24~30ヶ月間肥育された後に、一般の食肉市場に登場しますので、黒毛和牛は生まれてから約30~36ヶ月間の肥育期間という事になります。(昔は、もっと長く肥育されてました) 写真の牛は先日、私が日本を代表される技術者と尊敬している、宮崎県の肥育農家のKさんから購入した黒毛和牛です。
なんと!この牛の肥育期間は62ヶ月です! 聞くと、このKさんは肥育している間に愛情が湧き過ぎて出荷できなかったそうです。。。 Kさんは、「牛を育てる情熱は誰にも負けませんが、経営者としては最低ですよねぇ」と言われます。 そりゃ、62ヶ月の肥育といいますと、普通の2倍の期間、人件費もエサ代もかかってますもんねぇ。(利益がでない。。。) しかし、この完熟牛!いったいどんな味がするんでしょう??(かなり融点が低そうなので、やっぱりトロトロにトロけちゃうんでしょうねぇ) 私も今までに、こんな完熟牛は口にしたことはありません! しかしながら、毎日黒毛和牛を扱わせていただいて、そしてほとんど毎日食べさせていただいてますが、肥育農家の皆さんがこんな熱い想いで肥育されていると思うと、もっともっと感謝の気持ちを持たなくてはいけませんよね! 今日も、感謝!感謝!です。
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