コサンカク |
09.08.09
皆さん、おはようございます。西田です。 今月の26日(水)は、経営力向上委員会(KK委員会)の第一回事業を京都信用金庫本店さんの京信ホールで行います。(受付18時~) この委員会は、杉本代表幹事が今年のテーマとされている「経営とは?」について、とことん勉強して追及し続ける委員会です。 皆さん、今!「企業の存在意義が問われている」時に、是非とも聞いていただきたい内容です! まだまだ間に合いますので、是非!出席のご連絡をくださいませ!
写真は、先程買い物に来てくれた、長岡部会の三宅君です。(三宅工務店) 彼は、バーベキューをする時は必ず買い物に来てくれます。(遠いのにありがとう!) あれもこれも食べたいと注文しようとするのを静止しながら、焼き方からカットの仕方を伝えると明るく元気に帰って行きました。 いつもこんなに明るくて元気な三宅君からは、元気をもらえるのは当然ですが、とても勢いのある彼からはいろんな事を気づかされます。 そして今日のお肉の部位は、 「コサンカク」です。 こんな名前って聞いた事ないですよね? 写真は、もう皆さんはご存知の うで(カタ肉)です。 左半分のキメが細かくてギッシリ霜降りが入っている惰円形の部位が ミスジです。 このような肉質とキメの細かさですので、焼肉用としては勿論ですが、刺身用(牛トロ)やステーキでも使える、まさに万能選手です。 このミスジは、一頭の牛から約1kg~1.5kgしかとれない、とっても希少価値の高い部位です。 そして、もう一つの右側の惰円形の部分が、今日ごしょうかいさせていただきます 「コサンカク」です。
ミスジを取り除き、このコサンカクをアップにしてみました。 見ての通り、ギッシリと霜降りが入ってます。 精肉店の店頭では、お客様からよく「サイコロステーキにできますか?」というご質問をいただきますが、実はとてもキメが粗いんです。(ステーキは無理ですよね) ちょうど牛の肩の部分になるのですが、結構運動量が多いので、どうしてもキメが粗くなっちゃいます。(因みに、ミスジは肩甲骨の裏に貼りついているお肉です。) キメが粗いので、まず焼肉店舗に登場する事はないのですが、精肉店ではカレー用や切り落としとして販売されてます。 しかし皆さん、こんなに素晴らしい霜降りが入っているお肉です! ステーキや焼き肉用としてもいただきたいですよね? では、どうすればいいんでしょう?? そうです!以前にもご紹介させていただきましたが、やわらかくいただけるようなカットをしてあげればいいんですよね! ジャガードを使ったり、隠し包丁を入れてあげたりして、決して焼き過ぎないようにすれば、きっとやわらかくて美味しくいただけます。 しかし皆さん、焼肉屋さんに食べに行ったり、精肉店にお肉を買い物に行って、「コサンカクありますか?」なんて言っても、全く通用しないのでご注意を!
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