集金 |
09.09.15 今日は15日なので、集金日です。 昔から五十日(ごとうび)と言って、5と10の付く日は集金日です。 最近は、振込が増えてきて店まで集金行くことが減ってきたんですが、 やはり月1回集金に伺うことでたくさんのことが見えてきます。
私は大学を卒業して、大企業に就職したので、集金業務は経理部門の仕事だった為、 親の会社に帰ってくるまで、集金をしたことがありませんでした。 入った頃は「集金なんてただ売掛金の回収やん。」 位にしか考えてませんでした。 でも、当時の上司に 「たかが集金、されど集金やぞ」と さんざん言われていて、どういうことなんやろう?とかなり考えさせられました。 (その上司は1から10まで言ってくれる人では無かったので・・・。) 確かにこの業界は集金時の値引きが結構あります。 端数切りなんて当たり前で下3ケタ切りが端数と言い切る社長さんもおられます。 当日、顔を見るまで小切手に金額を入れないで、会ってから 「なんぼにすんねん?」と言われる社長さんもおられます。 また、平気で今月待ってくれと言われる方もおられます。 そういう時どう対処するのか? また、普段おられるはずの社員さんが変わってないか? 社員さんは減ってないか? 社長が資金繰りに追われて不在気味じゃないか? 店の雰囲気は?
月1回の集金は本当に見るべきところが満載ですし、 感覚を研ぎ澄まして行かないと、何しに行ったのか分かりません。
朝は10:00まで集金に行くな! 夕方5:00過ぎてから集金に行くな! 朝一に金の話はするな!
当時の上司は今は退職されておられませんが、 未だに叩き込まれた言葉が忘れられません。
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